坂本真綾 IDS! EVENT 2017 TODAY'S SPECIAL @Zepp Namba 昼公演

坂本真綾ちゃんの3年ぶりの、Zeppなんばで行われたファンクラブイベントに参加した。真綾ちゃんを初めてライブハウスで見た。ライブハウスなのに、パイプ椅子が会場びっしりに美しく並べられている光景を初めて見てびっくりした。(並べるのめちゃくちゃ大変だろうし片付けるのも大変なのでは……)とてもありがたいことに、最前列真ん中で見ることができた。

 

真綾ちゃんとわたしの話をする。中2のとき、声優さんのアルバムを借りることにハマっていて、そのときに「少年アリス」をレンタルした。その頃から、うちゅうひこうしのうたや、まきばアリス!が大好きだった。そのあと、高校生の時に「30minutes night flight」をまたツタヤで見つけ、レンタルした。とてもよかった。それから「かぜよみ」が発売され、ツアーが大阪で行われることを知り参加した。チケットを2枚とっていたので、mixiで譲り先を探し(坂本真綾コミュ)、明るい金髪のギャルの20代の女性、元々mixiで繋がっていた同い年の女の子、大学生の男性と会い、めちゃくちゃ楽しく過ごした。そのあとは大阪の公演には基本的に参加を続けていたが、真綾ちゃんが結婚した辺りで、真綾ちゃんの歌詞はご主人を思い浮かべてなの??と複雑な気持ちになってしまい、1年くらい離れていたのだけど、また聴くようになった。Twitterでもいろんな真綾ちゃんファンと知り合ったし、カラオケオフ会も企画したし、楽しいこともたくさんした。今のアカウントではほとんどつながってないけど、みんな元気だといいな。(知り合いすぎてちょっと疲れてしまった)(自分の行けない公演でみんなが楽しそうにワイワイしてるのを見るのがちょっとつらかった)そんなわけで(?)真綾ちゃんとそれに纏わる思い出はたくさんある。

 

FCイベントの感想。プラチナからのスタートに、ちょっとびっくりした。何年か前はいまの自分の曲より昔の曲のほうがいいのか……って複雑そうにしているのをインタビューかなにかで見たことがあったから、 そういうところは折り合いがもうついたのかなあ、なんて。真綾ちゃんの歌いたいものとお客さんの求めてるものにズレがあった時期があったんだろうなあ。

それから、ライブではまだ聴いたことのなかったロマーシカとMillion cloudsが聴けてよかった。ロマーシカ、夏にぴったりな曲だし(もう秋っぽくなってきてるけど!)、真綾ちゃんの高音がめちゃくちゃ綺麗だし、歌詞も前向きで大好き〜〜。

アレンジがよかったのは色彩と約束はいらない。色彩は1番と2番で雰囲気が違ったのもよかったなあ。次に私に会う予定がなくても約束はいらない!という気持ちで入れました、と真綾ちゃんは話してた。約束はいらない、久しぶりに聴いたけどいい曲だったなあ。

びっくりしたのはオレンジ色とゆびきり、と、失恋カフェ。どっちも初めて聴いた。

卒業写真は、昨日真綾ちゃんのライブに行くから真綾ちゃんを全シャッフルしたときに、何百曲もある中から一番最初に流れてきた曲だった。聴けてうれしかった!あなたは私の青春そのもの、なんて美しいフレーズなんだろう。それを真綾ちゃんの生歌で聴けるなんて!

最後のポケットを空にしてはいつもの定番だけどいつも歌えるとたのしい〜〜!

 

イベント中は、真綾ちゃんの歌について考えていた。真綾ちゃんの表情や目線を見ながら、真綾ちゃんの歌は、たぶん真綾ちゃん自身のために歌ってるんだろうなと感じた。誰かに届けようとかそういう気持ちももちろんあるだろうけれど、まずは真綾ちゃん自身に坂本真綾から言葉を投げかけていて、それを続けているうちに生まれた歌を歌っているような気がした。真綾ちゃん対お客さんじゃなくて、真綾ちゃん対真綾ちゃんを見るお客さんの構図というか。真綾ちゃんが自分自身の歌に集中して向き合うことが最高の真綾ちゃんのパフォーマンスなんだろうなあと思った。最近は目の前にいるお客さんのために歌うような人のライブやコンサートに行くことが多かったから、それはそれで新鮮だった。

 

だから、真綾ちゃんの曲も歌詞も文章も大好きだけど、自分が弱ってるときは絶対に聴けないし読めないことにも気づいた。真綾ちゃんの音楽は、真綾ちゃんが自分と向き合い続けた結果生まれたものだとしたら、悩んでる途中というより出口で待ってるような歌だと思った。自分が弱ってるときは、ただただ抉られてしまう気がする。逆に、真綾ちゃんの歌を聴けるときは、自分1人でも立ってどんどん前に進んでいけるときだなあ。

 

真綾ちゃんを見ながら、色んなタイプの音楽があることがわかったし、それでいいんだと思った。最近直接歌を聴く機会が多かったのは大森靖子ちゃんと横山だいすけさんだったので、2人のことも思い浮かべた。お客さんが持ってきた人生を常に丁寧に拾って音にしていく大森靖子ちゃん、目の前の子供たちひとりひとりに気持ちを届けていく横山だいすけさん。ちょっと真綾ちゃんとはタイプが違うような気がする。でも、全部が全部毎日いつでも聴けなくたっていいし、いろんな形の表現があって、音楽っておもしろいなと思った。

きみにとどくな

少し前からSNSやインターネットに疲れてしまったけど、インターネットを諦めたくないので、見る頻度をすこし減らした。いろんなことがスイスイ進むようになった。このままいい感じのお付き合いをしたい。ネットってとんでもない情報量なんだな、と気づいた。

もう15年くらい、私の交友関係の半分はインターネットの繋がりでできているし、インターネットの人は色んな話を教えてくれるし、今更諦めることなんてできなかった。Twitterにも大好きな人たちがたくさんいるし、ふぁぼでしか気持ちを伝えることができないひともたくさんいるけど、そういう人たちの日常を見るのが大好きなのでやめられない。わたしは私の最強のTLづくりを続けたい。

 

ググると好きが詰まりすぎて苦しいのでやめればいいんだけど、というのも理由のひとつだ。たぶんひとつひとつが本物の好きなんだなって感じるからくるしいんだ。わたしの好きは実は軽くてふわふわしてて、埋もれてなくなってしまいそうでめちゃくちゃ怖くなって苦しくなる。そんなことないんだけど。わたしの好きはわたしのものなんだから。わかってても、とてもわかりやすく目に見える形で表現できたり、それが大勢の人に認められてるのを見ると苦しい。わたしの好きだってここにあるのになあ〜〜〜あの人の好きとわたしの好きになんの違いがあるんだろう〜〜〜。好きはうつくしいんだよ。じゃあいまの私に何ができるんだろう、って考えると、ずっと前からそうだけど、自分の気持ちをちゃんと丁寧に綴ることだ。コメントが目に入りやすいようになるべく少ない記事につけるとか、そんなことはしたくないし、レスほしいとか認知されたいがための手紙なんてぜったいに書きたくない。わたしの気持ちをわたしが汚してどうするんだ。こころからすきだなあ、って思った時に形にして、できるだけ透き通ったままの気持ちを抱えて生きていたい

 

そんな気持ちになってたら、せいこちゃんの君に届くな、全然ピンときてなかったんだけど、アーーーーーーー!!!!ってなった瞬間があって、だから、せいこちゃんのファンやめられないよね

くまめも⑦9/4〜9/10

9/4

おとうさんといっしょのCDを借りた。昨日ゲオに行った時にはなかったのに、今日はあった!!うきうき気分で借りて帰って、くまと聴いた。くまがお気に入りなのは「凸凹クッキング」と「☆ピンクドラゴンの伝説」だ。この二曲だけ聴いてから寝た。

 

9/5

くま、なんだか触ると熱い。体温を測ってみると37.6。うーーん、熱上がるかもなあと不安になったので、保育園を休む。が、1時間後には36.8になり、特に変わった様子もなく、ずっといつも通り元気だった。朝の体温と変な熱さはなんだったんだろう………。午前中はおかいつスペステの去年の公演と、セーラースターズを見て過ごし、お昼ご飯の買い物に出かけた。

ご飯を食べたあとは、おとうさんといっしょのCDを最初から通して聴いた。おかあさんといっしょの新しいコンサートのCDとだいすけお兄さんメモリアルCDも借りたけど、そっちにはあまり興味がないらしい。

午後もめちゃくちゃ元気だったので、久しぶりに近所の公園へ行く。公園は行くまでが面倒だけど、行ってしまえばなんてことはなかった。蚊が多くてくまは7ヶ所くらい刺されていた。虫除けスプレーを買って帰宅した。

 

9/6

夜中に目が覚めたのでくまに触ってみると熱い。おかしい。熱を測ると39.5。あかん〜〜!くまは起きてきて鼻血が出る〜〜と慌てていて、見ると確かに少し鼻血が出ていた。ティッシュで押さえたりお茶を飲んだりして落ち着いたりしてる間に、くまげんきになってきたんやけど……と目が輝き始める。あかん!!!寝てくれ!!!(AM3:30のこと)

翌朝には熱がなかったけれど、夜中に39.5も出るのはおかしいのでパパが病院に連れて行く。私は仕事へ。そのあとパパからLINEがきて、「扁桃炎やって。明日も休んでくださいってさ」とのことだった。喉か〜〜〜外からだとわかりにくくて難しいな………。

仕事から帰って、家に居たくまはとても元気そうだった。熱もない。あの39.5がなかったら、病院にも行かず、普通に保育園で過ごしてたんじゃないだろうか。昨日も普通に外で遊ばせてしまったし。そういえば、昨日のご飯の時にのどがつまる〜〜!!!と言っていて、それは早食いのせいじゃないか、もっとゆっくり食べたらいいよなんてことを言った。けど、あれは喉が痛かったってことなのかもしれない。気づかなかったかもしれないことを考えたら、ゾッとした。気をつけよう。

 

9/7

くま休み。今日は私が休む。パパが食品売り場にあるプラモを買ってきて、くまと作るといいよって渡された。午前中からくまが作り始めて、私はこういう細かい作業が本当に苦手なので、できなさすぎていらいらした。分からないところだけ聞かれたんだけど、パーツをバラしたあとにこれはどこ?って聞かれるし、まずくまが説明書のどこを見てるかもよくわからないし、本当に辛かった。パパはもう2度と私にプラモを置いていかないでほしい。(あとからパパに言ったら、それは難易度上がるわむりだわ〜と言われたので私だけのせいではなかった、と知ってほっとした)

くまもあれやりたいこれやりたいが多い上に体調が悪いからか不機嫌で、何度も喧嘩した。あれやってこれやって攻撃がほんとに苦手だし無理だししんどいけど、なんとか策を見つけてやっていきたい。がんばろう。

夕方くらいにもう一度プラモを作り始めた。今度は私がくまに今ここだからこのパーツを外して〜と説明しながら作ったら、時間はかかったけれど、最後までできた。うれしかった。

寝る前もめちゃくちゃ不機嫌だった。お風呂上がりに服を着たけどベタベタすると怒っていた。パパがなんとか和ませようと謎のダンスを踊りだした。くまはそれを見て笑ったあとにダンスを始めたけど、頭を打ちそうで危なかったのでやめさせたら、また機嫌を悪くしてしまった。なんとか寝かしつけて、パパに報告したら「パパのダンスが裏目に出た!!!」とパパは言っていた。せやな……………。

 

9/8

病院に行って、保育園への登園許可をもらったのでくまは保育園へ、私は仕事へ。だいすけお兄さんがMステに出る日で、うきうきしながら帰る。保育園へお迎えに行く。ちょうど外で遊んでるタイミングだった。が、くまは全然帰る様子がなかった。外遊びが終わったところだったので、片付けが少し多かったにしても、他の子達はみんな終わってたのに、先に始めたくまだけが終わっていなかった。一本早い電車に乗れたからくまが早く準備してくれればもっと早く帰れるのに!!!の気持ちでいっぱいだった。ようやく片付けて帰ろうとしたら、くまがえほん借りられなかった、と言ったけど、私は無視してもういいじゃん帰ろうと言ったら、くまは泣き出した。先生も来てくれて話をしたところ、昨日絵本を借りる日で、くまは休みだったから今日借りられると思ったけど借りるの忘れてたから借りたい、ということだった。先生も忘れてたみたいで、結局は絵本袋(絵本を借りるときに持ってくるカバン)がなかったから、また来週ね、ということでその場は終わった。

その後も全くくまとテンポが合わず喧嘩しまくってお互いキレながら、21時前にくまが寝た。くまが寝た後、パパは「くま、病み上がりで久々の保育園で疲れてたのかも」と言った。確かにそうかもしれない。今日の私はとにかくMステをどうしてもリアルタイムで見たい!!!にこだわっていたので、くまの様子を見ながら動いてなかったんだなと反省した。今度からリアルタイムに拘るのはやめよう。

 

9/9

くまは朝から相変わらず癇癪が多かった。今日は高校の時の友達が来るので心配だった。友達を迎えに行き、注文したピザを受け取って、家に着いた。くまはしばらく恥ずかしそうにしていて、ピザじゃなくてポテトをひたすら食べていた。

友達と話すようになったのは1時間半くらい経って、くまがドラえもんを見始めたくらいからだった。突破口はドラえもんか〜〜!と友達は笑っていた。

くまが自分の持ってるプリキュアのカードを見せていたときに、友達のジュースをこぼしてしまった。気をつけてねーーと言ったけど、びっくりしたのか、くまは隣の部屋で隠れて泣いていた。無理矢理呼ぶのもよくないんだろうなあと思ったので、しばらく様子を見た。

少し時間が経った後、戻ってきた。3人でケーキを食べた後、トランプをした。くまは順番を間違えてカードを出してしまって、悔しかったのか恥ずかしかったのか、また泣いていた。どうしようかなーーと思ったけれど、友達も急かすことなく、くまがカードを自分で出せるようになるのを待ってくれていた。とてもありがたかった。

公園に行って、近くのお店をうろうろして、解散した。お別れが淋しかったらしく、最後のばいばいができなかった。帰って晩ご飯を食べた後、くまがはなびのおとがする!と言うので外を見ると、花火が上がっていた。ベランダからよく見えて、とても綺麗だった。

 

9/10

坂本真綾ちゃんのFCイベに行ったので、昼はパパにお願いした。帰ってきてから買い物に出かけて、「くまクレープたべたーーい!!!」といっていたけれど、ご飯が近かったので今日はやめようと言った。その後も本屋さんでもっと遊びたかったとか、履いてるサンダルが痛いなどと言って、なかなか機嫌が悪かった。(靴下ちゃんと履いて普通の靴にしたら、とパパは言ったけど聞いてもらえなかったと言っていた)くまに今度から出掛けるときは普通の靴を履こう、と言ったけどなんだかよくわからない回答しか返ってこなかったので、とりあえず買い物をして帰ることに徹した。

ご飯を食べて、DVDを返し忘れたことに気づいて返して借りた。お金を払ってる間にゲームのコーナーであそんでる〜!とくまは言うのでそこに居てもらって、くまが帰るときに「トイレ行ってからかえる!」と言った。えっなんで借りてる間に行かないの??ゲームしてる間我慢してたってこと?ゲームよりトイレのほうが大事じゃないの??で、また言い合いになる。たぶんゲームしたくてトイレのこと忘れてたんだろうな……くま、おこられてばっかり!!と泣いていた。トイレは出かける前に家で絶対行っておくこと、を約束した。怒らずに育児をすることはこちらの余裕がないとできないので、むずかしい。

 

「◯◯せーへんかったら▲▲したらへんからな!!!」みたいな言い回しを、くまがときどきするようになった。まずい。交換条件的なやつはあんまりよくない。私かパパがよく使ってるんだろうな。他の言い回しを考えたほうがいい。

「さよならだよ、ミスター」のこと

8月23日に横山だいすけさんの「さよならだよ、ミスター」(おかあさんといっしょのうたのおにいさんを卒業して、はじめてのシングル!)がリリースされた。とても優しくて、大丈夫だよと包み込んでもらえたり、少し背中を押してもらえたりするような曲だと思う。CDも買って、くまとたくさん歌っている。子供と同じ曲を好きになって一緒に歌えるのはとても楽しい。

関東の方ではリリイベも行われて、特典会としてハイタッチ(実際は15秒程度の握手会だったそう)ができて、わたしもだいすけお兄さんと接触したい!!!!!!とiPhoneの液晶の前でひとり興奮していた。けれど、リリイベには3000人ほど来たこと、横山さんは暑い中疲れた顔一つ見せずにずっと笑顔だったというレポを読んだら、私の欲望まみれの接触したい気持ちは消えて、ただただ休んでほしくなった。歌ってくれるだけでとてもうれしいので無理はなさらないでほしい。いやそれは嘘だな、できたら、直接聴ける機会が少しでも多いとうれしい。
 
リリースされてから日が空いてしまったけれど、今更ながら「さよならだよ、ミスター」の感想を書くことにする。今日はMステにも出演されて、笑顔いっぱいで、表情豊かに歌を届けてくれて、ちょっと泣いてしまった。とてもよかった。(感想の前に、期間限定のMVを貼っておきます)
横山だいすけ 「さよならだよ、ミスター」-動画[無料]|GYAO!|音楽

この歌は横山だいすけさんと本田紗来ちゃんのふたりで歌われていて、作詞作曲はいきものがかり水野良樹さんがされている。この曲は(だいすけお兄さんのブログやインタビューなど色んなところでお話をされているが)「親から子への旅立ちのエール」がテーマだ。
私が初めて聴いたのは、世界迷作劇場の舞鶴公演のアンコールのときだ。「きみはしあわせになるためにうまれてきたんだから」というフレーズが、とても心に残った。親から子供へのエールがテーマだけど、私は自分に送るメッセージのように聴いていた。子供にもこんな風に声をかけてあげたいけれど、自分自身にだって、これくらいあたたかい言葉をかけたい。

「きみはしあわせになるためにうまれてきたんだから」なんて、簡単にストレートな言葉で書かれていて、疑いもせずストンと心に入ってきたのは、歌ってるのが横山だいすけさんだったからだと思う。
横山さんは、9年間おかあさんといっしょのうたのおにいさんとして、テレビを通して歌を届け、色んな家庭に関わっていた。どんなときもいつも元気で、明るく楽しく進行してくれる番組。そんな場所に立ち続けてくれていただいすけお兄さんに、伝わりやすい全肯定の言葉を書いた水野さんすごい。今までのだいすけお兄さんの歌聴いてたら、わたし、しあわせになるために生きてるんだ〜!って信じてしまうから。

 

それから、シングルがリリースされて、何度も何度も繰り返し聴いたし、くまと歌ったけど、感想を書くために歌詞をもう一度読み始めた。ひとつひとつの言葉が「きみ」を全て肯定していて、とても強い言葉たちが並んでいるなと改めて感じた。でも、歌詞を見つめすぎて、(語弊があるかもしれないが)疲れてしまった。聴いている時はただただ肯定される側の立場で、元気をもらっていただけだったけど、いまは肯定する側のことを考えていたからだ。どうやったらこんな風に肯定できるんだろう、私はこんな風に子どもを送り出せるだろうかと将来のことを考えたり、「しあわせ」という言葉が歌詞に三回出てくるのでその言葉について考えたりしていたら、言葉たちが強すぎて、自分に重くのしかかってくるような気がした。こんな風に私にはできないかもしれないなあ………。
 
でもそういう難しいことをやってみせたのがだいすけお兄さんと紗良ちゃんの歌声、水野さんの音楽なんだな、と「さよならだよ、ミスター」を再生して、はっと気づいた。
イヤフォンから流れてきた言葉や音楽に、私が考えていたような重みは一切なかった。ネガティブな気持ちなんて少しも含まれていなかったし、歌詞だけ読んでいてもなにもわからないんだ、とすぐに思った。イントロから、トランペットとパーカッション、ピアノやストリングスの明るい音が響いてる軽快なメロディー。何が始まるんだろうっていうわくわくした気持ちになった。そこにだいすけお兄さんの柔らかくて優しい声が流れ、サビで紗良ちゃんのかわいいコーラスが乗ってくる。頭でっかちに考えすぎてたのが、ゆっくり綻んでいくような気がした。歌詞だけ読んでたらあんなに苦しかった、全部肯定することも簡単なように思えた。なんだ、子どもに対して「大丈夫だよ」ってただ一言言えばいいだけなんだな。
こんな風に横山さんの歌声は、いつもむずかしく考えなくていいよ、もっとシンプルなことだよって教えてくれるような気がする。とってもやさしくてあたたかくて、何かを強制してくる怖さや痛さなんて絶対なくて、石みたいに硬くなってしまった心を解してくれるような、あっ、もっと私って自由だったんだ、って選択肢が広がっていくような、そんな感覚になる。

この歌は「全肯定」というよりも、「祈り」のような曲なんだと思った。全肯定はできなくても(できればしたいけど)、きみのしあわせを祈ることなら、私にもできるかもしれない。自分にはできないと思わせるような場所に、たぶん横山さんはいない。「さよならだよ、ミスター」からは、明るくて優しくて爽やかで、ちょっぴり淋しいけれど、ただただきみのしあわせを祈ってるぼくの姿が見えた。「ぼくはずっときみを想っているよ」

9/7

個人的な感覚の話なのだけど、何かが終わっていく節目のときに、生きていく中で長くお付き合いのありそうな人たちに出会う気がしている。

 

大森靖子ちゃんに出会ったのは、私が卒論を書き終える2週間くらい前のことだった。この頃の私は行き詰まったらとかなんとか理由をつけてグラコロばかりを食べていて、この日もグラコロを食べていた。持ち帰りにして、家に帰った。ほとんどテレビをつけない私が、たまたまテレビをつけた。朝、くまがEテレを見ていて電源を切ったからか、そのままEテレが流れていて。ハートネットTVの再放送が始まった。そこに大森靖子ちゃんはいた。あっという間に終わってしまって、MVを見てどんどん好きになって今に至る。2014年の12月のことだった。せいこちゃんに出会って、もうすぐ3年になる。せいこちゃんはものすごいスピードで曲を書き続け歌い続けライブをし続けているので、まだ3年かあという気持ちだ。

 

横山だいすけさんにしても、今年の7月、仕事をやめようと決めて、10日後くらいに見たコンサートでとても好きになった。チケットが舞鶴公演しかとれなかったので、舞鶴まで行った。車で2時間ほどかかった。今ほどの好き!!!みたいな勢いはなかったのに、よく舞鶴まで行ったな、と思う。(GJじぶん!)転機になったのは、アンコールで披露された「さよならだよ、ミスター」だった。8月にリリースされたシングルなのだけど、親から子供へ送るメッセージとして紹介された後に歌われた。聴きながら、私は仕事のことを考えていた。やっぱり辞めていいな、と思った。「きみはしあわせになるために生まれてきたんだから」というフレーズがとても心に残った。全然しあわせじゃない。はいしか言えなくて、自分の言葉を使えない毎日なんてしあわせじゃないよ。辞めよう、気持ちがもっと固まった。もう迷わないぞ。

 

そんなことを思い出して、次の大きなスタートラインに立つんだなとか、何かを終えることを決めたとき、そういうときに好きな人に出会うのかもしれないし、出会った人を好きになるのかもしれないなんて考えた。順番とか因果関係は分からないけれど、とにかく、いまは新しいことが近づいているんだなあと思う。(そういえばパパとお付き合いが始まったのも、大好きで大好きで別れ難くて卒業なんてしたくなかった高校を卒業して、受験が終わって、大学生になる間の1週間くらいの間だった。)

私は色んなことが全部繋がっていると思っていたくて、小さなことも伏線だと思いたいから、こんな風に考えるのかもしれない。例えばせいこちゃんのファンが書いた、歌詞の考察を読むとき。上手に文章を書く人がたくさんいて、論文みたいだなって。そしたらひたすら論文を読み漁っていた1年間のことを思い出した。全然見当はずれの論文もたくさん読んでた。読まなくてもよかったなあ、なんてあの頃は思ってたけど、こんな風にせいこちゃんの考察を楽しく、それからちょっと懐かしい気持ちで読めるのはあの頃のことが生きてきてるからかもな、なんて思ったりとか。思ってもないところで、今までのことが生きてくる瞬間がとても好きで、ついつい繋げてしまいがちだ。

おかあさんといっしょスペシャルステージ2017in大阪 を見に行った話

はじめに

おかあさんといっしょ(以下おかいつ)スペシャルステージ(以下スペステ)の9/2の14:00の回を見た。本来行く予定はなかったのだけど、さいたま公演の感想をググっていると、ゲストの横山だいすけさん(以下だいすけお兄さん)(元うたのおにいさん、今年3月に卒業)がめちゃくちゃ出演してることと、セトリに「地球ぴょんぴょん」が含まれていることを知ったからだ。だいすけお兄さん、ゲストだからそんなに歌わないでしょーと高を括っていた。まじか!しかも大好きな「地球ぴょんぴょん」やってる!!!「地球ぴょんぴょん」は私が2014年のスペステで見たときにすごい楽しかった曲で(声を出すところがあってそこがなんかたのしい)、「地球ぴょんぴょん……もう一回見たいよな……」というわけで、インターネットでチケットをゲットし、くまとふたりで参加した。(絶対定価しか払わない!!!!!を目標に送料と手数料の価格をを引けば、ほぼ定価でゲットできたのでよかった)

 

開場から開演まで

着席して、入場口で配られたうちわでセトリを確認する。いつもセトリは開演前に分かるので、くまにどの曲を知ってるかを聞いたら、だいたい知ってた。私は半分くらいしか分からなかった。

座席はステージからはかなり遠くて、後ろから数えた方が明らかに早かった。けど、全体を見渡せて良かった。スペステは360度どこからでも見れるようにセッティングされていて、どこが前でどこが後ろなのかいまいちよくわかってなかったけれど、モニターはとても見やすいので、見にくいことはないなあ、と思いながら開演を待った。ときどきそのモニターからEテレ番組のDVDなどの宣伝映像が流されていて、知ってる曲がかかるだけでくまと盛り上がった。大きなホールで見たり聞くだけでテンションあがるね!他には、ダイワハウスが特別協賛をしているので、ダイワハウスに課金したくなったけど、そうするにはもうマイホームを建てるしかないのでは、などと考えた。

 

本編(記憶違いなどあればごめんなさい)

おかいつのお兄さんお姉さんたちによる簡単な振りのレクチャー動画、ゆういちろうお兄さんやあつこお姉さんやガラピコぷ〜(チョロミーとムームーとガラピコ)のアナウンスが入り、開演。ダンサーの人たちがたくさん出てきた後に、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんが出てきて、そこからじんわり涙が出てきて泣く。やっぱりきらきらしてる!!!今のお兄さんとお姉さんたちのことそんなに知らないのに、めちゃくちゃきらきらして見えた。まだ歌ってなくて、立ってるだけなのに!

あつこお姉さんのお洋服がめっっっちゃ可愛くて(ピンクの花柄のワンピース)、あつこお姉さんもとっても可愛くてしばらく泣く。本日のお目当てのだいすけお兄さん出てきてないのに泣くのは予想外だった。

あつこお姉さんのことは、実はあんまり自分の中で受け入れられてなかった。大好きなたくみお姉さんが卒業して、淋しくなって、そのあとあんまり番組を見なくなってしまったからだった。でも、あつこお姉さんが歌ったり踊ったりする姿を肉眼で見て、それがとってもきらきらしていて、きょう、好きになった。あつこお姉さんかわいい。

 

セトリを見るに「かぞえてんぐ」の曲が入ってたので、かぞえてんぐさんが来ることは私もくまも知っていた。(かぞえてんぐとは、だいすけお兄さん演じる数を数えるのが大好きなてんぐである)さあいよいよ次だぞーーというときに、アリーナの方から登場するのかと思いきやスタンドのほうから!!めっちゃびっくりして「てんぐ!てんぐ!やばいやばい!てんぐ!!!!」と人生でこんなにてんぐを連呼することはないだろうなというくらい、てんぐの名前を呼んでしまった。私たちの座ってる座席の近くには来なかったけれど、めっちゃ興奮した。

さいたま公演の感想をググっていたときに、ゆういちろうお兄さんよりだいすけお兄さんのほうが登場のときの歓声が大きかった、みたいなのをいくつか見たけど、思わぬところから現れたから余計そうなったんだろうな、と思った。

かぞえてんぐさんは、しばらくして舞台へ上がり、蝋燭(の着ぐるみ)の数を数えようとしていた。おとうさんといっしょ(以下おといつ)のシュッシュとポッポ(着ぐるみのキャラクター)が、そんなかぞえてんぐさんに対して「え?wもう数わかってるからいいよ?w」みたいな態度なのが笑った。おかいつのキャラクターたちはたぶんこんなことはしない。おといつはBSで放送されていて、シュッシュとポッポは声の人が操演もされているそうで、アドリブが効くのか割と自由な感じがとても好きだ。(シュッシュは登場したときは関西弁で話してくれた!)(こういう小ネタが嬉しい)

番組でかぞえてんぐのコーナーをやるときに、いつもチョロミーとふたりでやっていたのだけど、かぞえてんぐさんが、チョロちゃんと呼ぶのがとてもかわいいということに今更気づいた。モニターに映るかぞえてんぐさんは汗だくで、めちゃくちゃ表情が豊かで、かぞえてんぐさんにはあんまり興味がなかったんだけど(家の鍵が24個あるのやばいなって思ってた)、実際に見ると、おちゃめでかわいいキャラクターなんだなということが知れて良かった。

 

かぞえてんぐさんは去っていき、何曲か他の出演者の歌や、よしひさお兄さんとりさお姉さん(体操のお兄さんお姉さんコンビ!)の演目が続く。りさお姉さん、身体の動きがしなやかで綺麗だった。目が離せなかった。少年の夏という曲、初めて聴いた曲だったけど、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんふたりだけでステージに立って歌い上げてるところがよかった。割とわいわいした曲だと他のキャラクターやダンサーさんたちがいてにぎやかで楽しい感じなんだけど、たまにこうやってとても広いステージで、ふたりだけの空間で歌い上げてくれるところがとても好きだ。だいすけお兄さんたくみお姉さんコンビのことも、ふたりきりで歌ってくれてるときに好きになったので、こういうところが見れて嬉しかった。

 

それからだいすけお兄さんが登場。テレビや映像ではたくさん見てきたけど、遠くても肉眼で見られるのはまた全然違う喜びがある。その場にいたポッポ、めちゃくちゃだいすけお兄さんのファンらしく(かぞえてんぐさんの時とは態度が違う……!)恥ずかしがってこそこそしてたのに抱きついてた……!週刊誌に撮られちゃうよ!かわいいかよ〜ポッポ〜好き〜。

 

何人かに分かれてゴンドラに乗って、アリーナとスタンドの間の回りながら、おといつのなおちゃんの曲「ながれぼし」(振りが好き!完璧に覚えていけばよかった)、「さよならだよ、ミスター」の作詞作曲の水野良樹さんが作った「ぱんぱかぱんぱんぱーん」、楽しみにしていた「地球ぴょんぴょん」などなどが続く。私の席からはゴンドラも遠かったけど、だいすけお兄さんが来た時は必死で手を振った。なおちゃんとあつこお姉さんが来た時もめちゃくちゃ振った。ゴンドラから降りて、真ん中のステージにみんな戻って、最後はだいすけお兄さんが卒業を決めた時の曲(初めて聴いた曲だった)、1時間の公演のシメだった。最後のほうは割と知らない曲もちょこちょこあったり、見たり手を振るのに夢中でよく記憶が曖昧なので、また放送を見て補完したい。

 

今回一番よかったのは、やっぱりテレビでいつも見てるみんなを自分の目で見られたということ。スクリーンで見れば大きな画面で表情がよく見えるけど、めちゃくちゃ小さくても、自分の目で見るほうが好きだなと思った。あっこんなに身体を大きく動かしてるんだ、とか、しなやかな身体の動きがわかるのがよかった。

スクリーンで見たときの良さはめちゃくちゃ汗だくなこと!全身全霊で歌ったり踊ったりしてくれてるんだなあということがわかった。それから、スクリーンのことでは(ステージ中ずっとそうだったけど)ときどきスクリーンに映るだいすけお兄さんの表情が全部あざとくていちいちドキドキしてしまった。テレビ慣れしたあざとさなの?前のスペステからこんな感じなの?カメラ目線なだけなのに、自分のこと見てるような感覚になって、まじでどうなってるんだろう…………と若干パニックになった。

 

ググって知った、だいすけお兄さんめっちゃ出てる!歌ってるよ!の情報は確かだった。ほぼずっと出てたし、ひとりで歌う曲もあったし、ゆういちろうお兄さんとあつこお姉さんが一歩下がって、だいすけお兄さんが一番前に立ってる曲もあった。そういうことも、全部自分の目で見られたことがよかった。何が言いたいかって、めっっっちゃ楽しかったです!!!!9/18の9:00からEテレで放送があるので、いろいろ補完したい。

くまめも⑥8/29〜9/3

サボりがち。

8/29

好きな男の子に結婚を申し込んだら別の女の子と結婚するからと断られたらしい。振られたんだな………。

今年最後のプール。異年齢グループに分かれて、スイカ割りなどをしたらしい。

 

8/31

「まま、2と3なんかよていある?くまからおけつれてってほしいねんけど」憧れのカラオケなんだなあ。ドラえもんプリキュア歌いたいんだって。カラオケたのしいよね。

 

9/1

〇〇くんとけっこんしたいけど、あばれんぼうやからちょっと……と悩んでいた。いろいろあるんだな。

Mステにだいすけお兄さんとさらちゃんが出ることを知ってふたりで喜んだ。来週は早くお風呂に入って20時からテレビの前で待機だ!

 

9/2

おかあさんといっしょスペシャルステージへ。当日、突然チケットを見せた。(前日から言ってたら夜興奮して眠らなさそうだから)くまに、大阪に行くからねとだけ話していた。イマイチピンときてなくて、ふーーんみたいな、反応が薄かったんだけど、会場に来たらテンションめっちゃ上がってくれて良かった。知ってる歌はノリノリで歌って、でも座席の居心地が悪かったのか結構ごそごそ動いてた。コンサートが終わった後、駅まで歩く時にくまが突然泣き出した。「もっとみたかった〜〜〜!!!!」私も明日の3公演全部チケット欲しいしもっと見たかったよ!!!!!!その足で実家に向かって、1時間だけカラオケに行った。くまは目を輝かせていた。ドラえもん、タッチ、セーラームーン、らんま、プリキュア、だいすけお兄さんの歌などを歌った。私がサイマジョを歌っていたら謎のダンスを披露してくれた。帰ってから、パパも合流して外でご飯を食べた。くまは最近好きになったグラタンを食べていた。

 

9/3

おもちゃを少し整理した。久しぶりにアンパンマンコンビニのおもちゃを出して遊んだ。「あさの7時からよるの11時までです」ってそれセブンイレブンやん、という感じだったがたぶん近所のイオンの開店と閉店の時間に合わせたんだろう。基本的に私がお客さんでくまが店員さんだった。私はこういう遊びが苦手ですぐに飽きてしまう。くまが小さい頃とても苦痛だったし、遊べない自分を責めたりしたけど、性格なので仕方がない。コンビニのトイレを借りたらそのまま店が閉まって朝まで出してもらえないお客さんの役をやった。