0528 モーニング食べたこととか

7時半ごろ起きる。頭が痛い。食べるものもない。パン買ってくるね、とパパに言うと「モーニング食べに行く?」と聞かれる。私はずっとモーニングに行きたかったのだけど、なかなかタイミングがなくて行けなかった。そもそも朝ごはんがないときのほうが珍しいからだ。でも今日はない。行くしかない!!!ということで、車で20分くらいのお店へ行ってきた。車の中でずっとわくわくしていた。外食の楽しみは美味しいものを食べることはもちろんだけど、このわくわくを味わうことだと思う。


今日選んだのは、モーニングで検索してときどき見てたお店。到着したとき、駐車場は混んでて、私たちが行った頃にちょうど1台出ていったのでその隙に入った。ラッキー。中でも何人か並んでいて、入り口にはテイクアウトのパンとコーヒー豆がたくさん売られていた。10分ほど待って、席についた。
ドリンクに200円ほどプラスするとパン食べ放題とサラダとヨーグルトとウインナーとフルーツがついてくるという。もちんそうするとして、私はゆずソーダ、パパはカフェラテ、くまはブルーベリーとヨーグルトのスムージーを注文した。(くまおしゃれすぎやろ)パンはセルフサービスで、チョコやキャラメルのパン、食パンなどがあった。私が好きになったバゲットの中にチーズやベーコンが入ってるパンは2回食べたけどそのあとは出てこなかったので、またお目にかかりたい。あとから運ばれてきたサラダやフルーツを見ながら、家で豪華な朝ごはんを食べて満足するにはなにを並べるといいかを考えた。キャベツの千切りとゆで卵とウインナーとフルーツをひとつのお皿に盛って、菓子パンを添えるといいかもしれないなと思った。菓子パンはパン屋さんのパンで!


ひたすらパンを食べたあとは、きのう行けなかったスーパーに寄る。するとくまの保育園で同じクラスの、一番の仲良しの女の子とお父さんに会えた。マスクをしていたので風邪引いたの?と聞くと、お母さんに買ってもらったから気に入ってしてるそうだった。大事にしてるんだな~とほっこりした。この子と土日よかったら一緒に遊べたらいいなあ、なんて少し前から思っているのだけど、お父さんと一緒に居るときに会う確率が高くて、お父さんに連絡先を聞くのはなんとなく変なような気がして言えずにいる。くまもその子もカップ麺を選びにきていて、ふたりで同じものを買っていた。かわいい。

 

買い物を終え、頭が痛かったのでしばらく昼寝をした。寝ている間にくまはエレクトーンを触っていた。私のエレクトーンは古いので、音源はフロッピーに入っているんだけど、くまはうまく出し入れがまだできないのと、元々調子がよくないので勝手に触らないでほしいという話をしてたのに、触ってたので怒った。目が覚めたのもパパがくまにだめやでと言ってる声がしたからだった。そしたらくまは少し前に自分で作った段ボールハウスでふて寝を始めた。酸素の薄い段ボールハウス。


とりあえず起き上がったのでまだ干せてない洗濯物を干そうとしたら、パパが「干したよ」と言う。「えっうそ」「うっそー」「うそかよ~~~~えっ洗濯物ない!」「うっそー」「干してあるやん!!!」「うっそー」パパはうっそーしか言わなかった。botかよ。パパは頼むとだいたいのことはやってもらえるんだけど、自分からやるなんて珍しすぎてびっくりした。パパがやってくれたんありがとう~と言うと、うっそーがやってくれたんやでと言った。パパは自分がやっても絶対に言わない。だいたいは妖精さんがやってくれたんやでと言う。

 

どん兵衛を食べ(モーニングでお腹膨らみすぎてあんまり入らなかった)、何品かおかずを作り、本屋さんと買い忘れたアイスを買いに行った。本屋さんでは宮下奈都さんの新連載をチェックした。宮下さんのエッセイは生活感が垣間見えるところが好きだ。『神さまたちの遊ぶ庭』が文庫になることが小さく書かれていて、楽しみがひとつ増えた。あとはお金の本を読んだ。お金を使わない快感、覚えておこう。晩ご飯はくまのリクエストがあったすし太郎(ばら寿司)と鶏のてんぷらを食べた。鶏のてんぷらはこの前丸亀製麺に行ったときに食べたものが気に入ったらしく食べたい食べたいと言うので作ってみた。気に入ってもらえてよかった。

 

パパが買い物に行くというので散歩がてらついていった。20時を過ぎていたのにスーパーには子どもがちらほらいた。スタバで親と抹茶フラペチーノを飲んでいる小学生を見た。うらやましいぜ。世の中の子どもの寝る時間は遅くなっていると聞くけれど、遅くまでスーパーが開いていたりしたらそりゃ親の活動時間が伸びるし、結果子どもにも回ってくるよなあと思った。

 

くまを寝かせたあと、ひとりで実家の家族のことを考えて不安になった。PMSやな。私はあまり親に反抗してこなかった。結婚して離れて暮らし始めてから自分で考えて決める機会がめちゃくちゃ増えて、親と話が合わなくなっている。私も親も反抗期にちゃんとぶつかってこなかったツケがいま回ってきているんだろうなあ。と、考えても仕方のないことをうだうだ考えて、パパに話して、なんとなく乙女CD(息遣いシリーズのダミヘやばい!)をかけたらうっかりテンションがあがってしまい、pixivを読み漁り、寝る。