うたのおにいさん

ぼんやりしてたら、初シングルのリリース日になってしまった。横山だいすけさん、「さよならだよ、ミスター」発売おめでとうございます!私の中でも大切な曲になっていくような気がしています。シングルが何枚も発売されて、アルバムなんかも出たりして、誰でも来れるようなアルバムリリースツアーとか、そういうものを夢見ています。今はこのシングルの発売をしっかり喜びたいと思います。

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8/20

おかあさんといっしょスペシャルステージ2017(以下スペステ)が始まった。毎年夏にさいたまスーパーアリーナ大阪城ホールで開かれるコンサートで、「おかあさんといっしょ」(以下おかいつ)と「おとうさんといっしょ」(以下おといつ)に出演するお兄さんやお姉さん、キャラクターたちが中心に出てくる。どちらの会場でも1日3公演×2日間の計6回ずつ行われるが、チケットはソールドアウトしていて(キャパめっちゃあるのに6公演分ずつ全部売り切れるのすごくないですか)、今はチケキャンやヤフオクなどで高額で出品されている。今回のスペステにはだいすけお兄さん(今年3月におかいつを卒業した元うたのおにいさん。9年間務めていて、今までのうたのおにいさんの中で最長だそう)がゲストで出ることはずっと前から知っていたものの、お財布と相談して見て見ぬ振りをしてきた。けれど、この土日のさいたま公演の感想を読んだりセトリを見たりしているうちに行きたくなった。が、チケットは売り切れているので、定価でのやり取りは難しい状況にある。でも絶対定価プラス手数料以上の金額ではやり取りしないからな!!転売ヤーから買うくらいなら公式にお金が流れるものを買いたい。

 

本題はそのスペステの感想の中で、「だいすけお兄さんの紹介をするときに、横山だいすけさんと呼ばれていた」というツイートを見かけたことだ。(スペステは9/18にテレビで放送があるので自分の目と耳で確認したい)

だいすけお兄さんではなく、横山だいすけさん。おかいつ内で自己紹介をするときは、横山だいすけです!と言っているけれど、他の人から横山だいすけさんです、と聞くのは確かに耳慣れない。

なぜだいすけお兄さんではなく、横山だいすけさんなのか。卒業したからだよ、ってただそれだけのことだが、だいすけお兄さんと横山だいすけだとなんだか別人のような気がする。だいすけお兄さんはおかいつでのお兄さん。「お兄さん」「お姉さん」が、特別な言葉のように聞こえた。単純に出演者につけてるお兄さんお姉さんじゃないぞ、うたのおにいさんおねえさんはたったひとりなんだぞって。

おかいつの今のうたのおにいさんは花田ゆういちろうお兄さんだ。(余談だが、ゆういちろうお兄さんはちろ兄と呼ばれているのをツイッターで見かけた。ちろ兄ってかわいいあだ名上手につけてるなあ)だいすけお兄さんはあくまで前のうたのおにいさんで、おかいつ内で、お兄さんと呼ばれるポジションはもうゆういちろうお兄さんに譲ってるんだ。簡単にだいすけお兄さんと呼んでいたけれど、おかいつでの、お兄さんとお姉さんという言葉は、私が考える以上に特別な呼び方なのかもしれないな、と思った。

そういえば、おといつにもせいやくんというお兄さんがいるけれど、せいやお兄さんじゃなくて、せいやくん。なおちゃんといううたのおねえさんもいるけれど、なおお姉さんじゃなくて、なおちゃん。お兄さんとお姉さんはつかない。

 

とはいえ、ずっとだいすけお兄さん、と呼んできたのに、横山だいすけさんと紹介されると、なんだか淋しいものもある。だいすけお兄さんじゃなくて、横山だいすけさんなのか。じゃあだいすけお兄さん以外になんて呼べばいいんだ。インスタでファンの方がだいちゃんとかだいすけって呼んでるのを時々見かける。けど、私の中でだいすけお兄さんというのは、尊敬する人のカテゴリーに入るので、今はちょっとそんな風には呼べる気がしない。横山さん?うーん。遠い。

だいすけお兄さんは、おかいつで見せていた雰囲気を全く壊さずに外に出てきてくれたことが、私にとってはとてもうれしかった。初めてインタビューを読んだ時、びっくりするくらい、テレビで観ているだいすけお兄さんの顔と声がそっくりそのまま思い浮かんで、半ページも読んでないのにちょっと涙が出た。だいすけお兄さん自身の言葉で、おかいつについて語られてるのを初めて読んだときだった。いつも元気でにこにこしている、だいすけお兄さん。作ってるキャラなんかじゃなくて、テレビで見ていただいすけお兄さんは横山だいすけさんの人柄そのものなことがわかって、とても嬉しかった。そのあと、卒業後どこかで読んだインタビューでも、子どもは大人のことを全部見破るからこちらが疲れていると子どもたちもついてこないし、一回一回が全力だと言っていた。本当に子どもたちと向き合ってきた人なんだなと思った。9年もうたのおにいさんやってたんだもんね。私はだいすけお兄さんの言葉を信じようと思った。だから、やっぱり私にとってだいすけお兄さんはだいすけお兄さんである。おかあさんといっしょで見せてくれていただいすけお兄さんの、だいすけお兄さん純度の高いまま(妖精さんみたいな、常に全肯定してくれているような)、活動を続けてくれるといいなあと思う。(あざとくない自撮りが好き!)

 

ここまでいろいろ書いているけれど、私はくまがおかいつ全盛期だった1〜3歳の間の最推しはたくみお姉さんだったし、だいすけお兄さんにハマり始めたのも卒業してからのことだから、知らないことのほうがたくさんある。ので、とりあえず卒業時に発売された「だいすけお兄さんありがとう、また会う日まで。」(私が初めて読んだインタビュー)を購入しようと思う。