いま話したいこと

バタバタしていたことが一段落した気がしている。11月終わりから12月頭までが本当に辛かった。辛くて辛くて、いなくなった人に連絡をした。本当に優しくて頼りになって、何かあっても責めることのない人だった。戻ってきてくれたらとってもうれしいけど、こんなところに二度と来てはいけない。今いるところのほうが絶対いいところだから。(逆にそんなところに私はいつまでいるつもりなのか)(ここで粘って粘って、全部のことをスルーできるスキルを手に入れられたらめちゃくちゃ強くなれる気がして、もう少し戦うかを悩んでいる)辛い時に気づいてはいけないことに気づいてしまって、それを伝えたら私も思ってた、だって。やっぱり気の合う人だったんだなあ。困ったねえ。誰のことも信じられないし、安心して気持ちを伝えることもできないし、身体がどんどん硬直していくのが分かるし、こうなっていくと全くうまくやれる気もしないから、何度も何度も涙を堪えた。ここは私がうまくやれるところではない、と自分に言い聞かせた。失敗しても大丈夫だよとか、なにやってんの~しゃあないねなんとかしよ!みたいな、相手のことを責めずに、事を進められる人になれたらいいなあ。だって責めても相手はきっと変わらないし、責めなくて変わらないならもうその人は変わらないんだから。人を育てるってある程度相手を自由にしなきゃいけないんじゃないかって思うんだよね。萎縮しまくって消えてなくなりそう。

友人の結婚式のお祝いがあってその贈ったアルバムのことでとても悲しいことが起きて、詳しく書いてたけど時間の無駄だからやめることにした。とにかく、自己顕示欲にまみれたアルバムだと思った。わたしたちだけが作りました!みたいな主張が残されたアルバムだった。私は時々大森靖子ちゃんに手紙を書いたり、握手やチェキを撮ったりする機会があるけど、常に自己顕示欲とせいこちゃんが好きだという気持ちでせめぎ合ってる。わたしはここにいる、という主張よりもせいこちゃんのどんなところがいいかを直接伝えねばと思うけど、やっぱりわたしだよと言いたくなるときがある。でもそんなことよりもやっぱりせいこちゃんのどんなところが好きで、せいこちゃんの歌がどんな風に響いてて、どんな風に生きてるかを、どんなに好きかを伝えることのほうが大事だと思う。だから、その気持ちをきちんと伝えられるように、そのまま抱えていられるようにいたい。(横山だいすけさんに対してももちろん同様である)

話は飛んでしまったけど、贈ったアルバムを見たら、わたしたちが作った>お祝いの気持ち、のように私の目には映ってしまったので、この会に行かなくてよかったし、今後の付き合いも考えさせてもらうことにする。この話を、ずっと仲良くしてる友人にしたら、すごく寄り添って話を聞いてくれて、こういうあったかいひともちゃんといるんだなあって、久しぶりにちゃんと自分の話を受け止めてもらえた気がして、自由に話すことを許された気がして、すごくうれしかった。(文を打ちながら涙目になっているので全部回復するにはもう少し時間がかかるのだろう)(ボロボロである)(いろんなことが起きすぎている)

2週間くらいの間に「シンゴジラ」と「SING」を見た。私は映画を見ることがあまり得意ではなくて、レンタルしてきても結局見る気がなくなって見れなくなったり、行こうと思っても行けなかったりする。なので、2週間の間に2本見れるのは私にとっては快挙である。映画を見てる間じっと座ってるのは、ゆっくりした気になるし、ストレス発散にもなるから、今後は少しずつこういう時間も作っていきたい。

シンゴジラ」はTwitterでも流行ってて、みんなが面白いと言っていたので見た。終わったあとは1時間くらい余韻に浸ってしまった。面白いというよりとにかく怖かった。人々が逃げ惑う姿や、逃げろと言われているのにiphoneなどで動画を撮る人々の姿がとてもリアルだった。もし災害が起きたらああいう風になるんだろうか。どんどん崩れたり焼けていくビルや家や街が恐ろしかった。最後まで見るのが怖くて怖くてたまらなかったけど、終わったあとの達成感がものすごかった。その分集中して見ていたのかもしれない。普段見ないジャンルの映画を見たから、新しい体験をした気持ちになった。

「SING」は坂本真綾ちゃんが吹き替えで出演していて、真綾ちゃんのラジオでもよくこの話をしていたし、面白そうだったので見た。めちゃくちゃよかった。劇場に行かなかったことを少し後悔した。誰かが絶対誰かに感情移入をする、と真綾ちゃんはラジオで話していたけど、その通りだった。私はロジータ(ぶた)から目が離せなかった。家事や育児に追われまくっているロジータ。25匹も子供がいて、自分のことにかける時間なんて全然なくて、そんなロジータがステージに立つことを夢見て、って、どうしてもロジータのこと見ちゃうよね。しかもロジータを演じてくれてるのがまさに真綾ちゃんで、すごくうれしかったなあ。それぞれのキャラクターが自分の日常にどこか疑問を抱きつつ、突然自分の夢に飛び出していく、ってすごくきらきらしていて、いいお話だった。

 

先週までは結構大変なことが多かったけど、今週からは楽しいことも増えてきたし、楽しく過ごせますように。