5/21 家族で出かけた話

5/21

家族で天保山マーケットプレイスに出かけた。ここに屋内型の動物園、天保山アニパがあって、ねこちゃんに触れるということを知ったからだ。くまは2年ほど前からねこちゃんに魅せられていて、ことあるごとに「ねこちゃんさわりたい~~~」「ねこちゃんほしい~~~」と言っていたので、ねこちゃんと触れあえる場所を探していて見つけた。
私は動物が好きではなかったので、こういう場所には行ったことがなかったのだけど、くまが好きだと言い始めてからは動物にもちょっと興味を持つようになった。

 

車で一時間半のちょっと長めの移動。車内BGMは坂本真綾「Be mine!/SAVED.」だった。パパが「真綾さんアップテンポの曲って好みが分かれるよね」という話をした。Be mine!やトライアングラーはやっぱりアニメの世界観に寄せてるから好みが分かれるけど、Get No~とかマジックナンバーみたいな、真綾ちゃんの世界観から出てきた言葉が入ってるものは人気があると思う。坂本真綾の好きな曲ベスト3をあげるなら、とりあえず「みずうみ」は絶対入れたいのだけど、これもスローテンポの曲だし、アップテンポの曲は好みが分かれると思う。

 

マーケットプレイスの近くまで来てどこの駐車場に停めようか、とりあえず適当にタイムズに入ろうとするパパを止めた。「待ってここ最大料金ないで??あかんって最大料金あるところじゃないと!!!!!」「えっ最大料金2400円………たっか………30分250円も高いやろ安いとこ調べるから待って!!!!」と散々いろいろ言って、最大料金1800円の30分200円の駐車場を見つけて停めた。パパはお金に無頓着だけど私はいちいち気にするのでめちゃくちゃ調べてしまう。結局出るときは1000円だった。最大料金になるほど停めてなかったね。

 

天保山マーケットプレイスは6年近く前にのあのわを見に友達と来たっきりだ。あのときの頃よりずっと賑わっていた気がする。フードコートでカルボナーラを食べたこと、あんまり美味しくなくて他のにすればよかったこと、のあのわを見たとき、ゆっこちゃんが登場して手を広げた途端会場全員が立ったけれど私はくまがお腹にやってきたところだったから立たなかったこと、友人は座って見ている私をとても気遣ってくれたこと。あれから6年かあ…………。
今回食べたつけ麺とミニ豚丼は美味しかった。くまはつけ麺なのに、出汁をつけずに麺だけで食べていた。

 

無料でウミウシが見られるコーナーがあって、パパはちょっとだけそこ見せて!!!と言ってる横でくまはアニパ早くいこうよお!!!!!と言っていた。
お金を払って、アニパへ入る。部屋が三つ繋がっていて、一番外はうさぎや亀やモルモットたちがいて、その奥に犬猫コーナーがあって、そのまた奥にアルパカや猿や梟がいるみたいだった。くまは早速犬猫コーナーに入ってった。よかったね~やっとねこちゃんと遊べるよ~。でもくまは「くさい!!!!!!!」と言って逃げようとしてしまった。ねこちゃんはいい匂いがすると思っていたらしい。想像と違うことだってあるよね、でも見に行ったからちゃんとわかったことなんだよ~、こういうのもいい経験だよね、と思った。結局、なんとかねこちゃんに少しだけ触って外へ逃げてしまった。それから外にいるうさぎやモルモットにおやつをあげて、しばらく触って、そこでは長く遊んでいたので、やっぱり動物は好きらしい。パパは亀と遊んでいた。

 

思った以上に早く終わってしまったので、マーケットプレイス内をうろうろして、「チョコミント食べたい!!!!」というくまを宥めて、京セラドーム近くのイオンに遊びに行く。くまは希望通りチョコミントのアイスを食べて、クロワッサンたい焼きのひんやりを食べて(冷やしてるやつ)(シュークリームみたいだった)、うろうろイオンを歩いて、帰った。晩ごはんは用意してあったのですぐに食べられた。作り置きすばらしい。

5/20のこと

くま5時半起床。はやい。私も目が覚めたので一緒に起きる。そういえば今日の読売新聞に宮下奈都さんの読みきりの小説が載っている、ということを思い出して、くまと早朝からコンビニへ。ルックのチョコミント味を見つけてきて、「これほしい~」と言われたので、「今日の参観がんばったらねー」とはぐらかそうとするも、「くまいつもがんばってんで」と言われる。頑張ってるか頑張ってないかなんて本当のところは誰にもわかんないよなあ、と納得してしまって、買う。まあいいか、朝からコンビニ付き合ってくれたし。お駄賃だ!

 

今日はくまの保育園の参観&保護者懇談会。保育園には野菜が植えてあって、パパは葉っぱや茎を見て「これはなす、これはかぼちゃ」と言っていて、見ただけで分かるのすごいな………わたしの教養のなさ………!!!という話をすると「いや家で植えてあっただけやで。あと俺は田舎育ちやから」とぶった切られる。草花や虫に関しての知識がほぼないので、くまが大きくなるにつれてもう一度一緒に勉強できたらいいなと思う。

参観は外遊びで、ラジオ体操をやってから平均台や鉄棒を見せてもらう。ラジオ体操はドラえもんの声が流れてくるバージョンで、いつものキャラクターたちが掛け声をかけてくれるんだけど、園児の兄弟と思われる小学生が近くにいて、「のび太ラジオ体操やらんやろw」と言ってて、それがツボにハマった。確かにのび太は個人的にラジオ体操はしなさそうだ。くまは列の一番後ろのほうに並んでいて、平均台や鉄棒の順番を待っていたのだけど暇そうにしていた。まあそうやんな。暑いしな。

 

保護者懇談会は保護者で担任の先生を囲って一時間ほどいろいろ話す会で、始まる前に他のお母さんたちと役員について話す。ひとりは今年のPTA会長さんで、どうやって当たったのかとか。一年間お世話になります。もう一人のお母さんはお兄ちゃんが小学生でこれまた役員に当たっているそうで、どんなことをするかを聞いたりした。ちなみに役員は選挙制らしく、学年が小さいうちに当たりたかったら立候補した上で、他のお母さんたちに「だれも入れるひといなかったら入れてほしい~」と声を掛け合うらしい。なんかすごい。

 

懇談会の参加者は7割お母さんで、3割お父さんだった。他のクラスに兄弟姉妹がいると分担して参加しているみたいで、協力的な家も増えてるよね、いいことだなあと思った。主に先生が話をして、それから保護者が他のお父さんお母さんに質問を投げかける形だった。先生は冒頭で子どもたちと毎日楽しく過ごしています、と話していた。保育園の先生は激務だと聞くし実際そうだろうけど、先生の口から楽しく過ごしていますと聞くとほっとした。
保護者からの質問は「保育園の荷物の準備はどうしていますか」とか「何時に寝ますか」とか、「持ってくるご飯は白ごはんって書いてるけど、梅干しごはんとか炊き込みご飯は大丈夫なんですか」(白ごはんだけを持たせて他は給食)とか、普段聞けない話が聞けてよかった。保育園の荷物の準備は今まで私がやってけど、くまと一緒にしてみようと思った。ちなみに私は「子どもは土日朝何時に起きてきますか」ということを聞いたら、毎日6時半の子、7時半~8時と教えてもらえたけど、5時半の子はいなかった。くま、もうちょっとゆっくりでええんやで。

 

参観も懇談会も終了し、くまをクラスに迎えにいく。すると例の○○ちゃん(過去日記参照)が「くまちゃんのおかあさん?」と話しかけてきたので「○○ちゃん?」と尋ねると、うん!と答えてくれた。きみが○○ちゃんか~そっか~保育園には慣れた??とかいろいろ言いそうになったけどとりあえず堪える。目のくりくりした女の子だった。
そのあとくまの仲良しの女の子Yちゃんが「くまちゃんげんかんまでいっしょにいこう~!」と誘ってくれて、玄関まで一緒に行く。すると「やっぱりじてんしゃおきばまで!」と言ってくれた。くまのことをとても好いてくれてるんだなあありがとうねこれからも仲良くしてね。お父さんがお迎えに来ていたので、Yちゃんちはお父さんと少し話す。Yちゃんはくまと半年前くらい前からプリキュアごっこをしたり、プリキュアの歌を歌ったりしているけれど、アニメは一度も見たことがないらしい。敵がこわいからだって。かわいすぎる。明日のは録画してみようか、とお父さんはYちゃんに話していた。

 

Yちゃんと別れて、ゲオとスーパーに寄って帰宅。参観のあとはお昼ご飯を外で食べることが多いんだけど、次の日遠出の予定を立てていたので、家でたこ焼きを焼くことにした。それからジュースとポテトを用意してたこ焼きパーティーをした。おいしかった。

 

食べたあとはパパは快慶展に出掛けていき、わたしはくまと昼寝。起きたあとは1時間くらいテレビを見ると言われたのでチャンス!!!!!!!!!作りおき!!!!!とその間に4品作る。冷蔵庫におかずがあることの安心感はすごい。

 

夕方ごろくまの自転車で公園とイオンに行ってお絵かき帳を買って、帰宅。残り物のおかずを食べて、くまをお風呂に入れようとするも志村動物園を見せてしまいお風呂に入るタイミングを逃す。
そんなこんなでパパが帰ってきて、快慶展の図録を見せてもらう。パパは仏像のX線写真がめちゃくちゃ好きらしい。私は初めて見たけど、いろいろ進んでるなーと思った。くまが寝たあとは久々の乙女CDを引っ張り出してきてもだもだしてたら寝るタイミングを逃す。サイネリアさん(メーカー)好き~~~!!!!

5/11-5/19 仕事の記録

とにかく加点を繰り返し、今まで「あああああん!!!!????なんでやねん!!!!!!!」と思っていたことはバッサリと切り捨て、「怒らなかったわたしえらい」で済ませてなんとかやっている。相手にするだけ時間がもったいない、と思う。

 

5/11

どっちでもいいことを言われ続けるのは手が空いてるからじゃないかと先輩に言われる。なるほど。上司は私が帰ってから私が働いた分と同じくらいの時間を過ごすので手が空いてることはいいことだとおもう。

今日は接待があったのだけど、上司は作法にめちゃくちゃ厳しいのでわたしはずっとびくびくしっぱなしだった。ネガティブだなあ。ただの事務員なのにこんなにお作法求められてもむりだよ、と言うと先輩はでもいろいろやってたから他のところでの接待もすんなりできたよと言った。次に生かすことを考えようと思った。

できなかったことばかりを考えてしまうから仕事がつらいんだなあ。めっちゃくちゃ小さなことでいいから、できたことを加算していくことにしよう。10からマイナスではなくて、1からプラスに。たぶんわたしは自己肯定感が低い。遅刻しなかった!郵便を取りに行った!

上司ほほぼ一日中離席していたので気がとてもラクだった。辞めたいで9割が埋まっていた日は、そういえば一日中席にいた日だった、ということを先輩が教えてくれた。 

 

5/12

コピー一枚とることもできただし、伝票をきることもできただ。要は中身がなんであってもできたはできたで1ポイント!失敗してもやってみたから加算。今度からは気をつければ加算。加算しかしなかったから気分よく過ごせた。なんとなく苦手な人たちともうまくやれた気がする。私の心の問題(とだけ決めつけるとちょっと重いけど)だったのかーー。

 

5/15

加点&加点&加点を繰り返す。自分を減点しないし、他人も減点しない~~。他人を否定すると自分を否定することに繋がる気がした。ので、自分を肯定するために、他人を肯定する。苦手な人ともにこにこすらすら話せた。コピーやデータ作りやファイリングをしながら、大変そうな先輩を見て簡単なことしかしてなくてごめん、とはいえ私にできることはなにもないので、自分の仕事をちゃんとしよう、と思う。私にできることがあればでしゃばってやるよ。私は16時に帰れるから!その分!

 

5/16

とにかく自分に加点しかしないので、何を頼まれても常ににこにこしている。私の仕事は他人とやり取りをするよりもひとりで作業をすることが多いので、めんどくさくても筋肉でなんとかできるタイプのが多い(???)

 

5/18

先輩たちが忙しすぎて空気が重い。めちゃくちゃ疲れてるんだな…………と思いつつ、私は雑務処理係なので、すべてが終わらないと私の仕事はない。私は暇だぜ。ので、とりあえず周りの様子を見ながら情報を得る。先輩たちが早く休めますように。苦手な人と少しだけいろいろあるも、普通に笑って接することができた自分に花丸をあげたい。加点!

 

5/19

誰が言い出しただの誰が本当はやるべきだの ごちゃごちゃしたことがめんどくさかったのでなかったことにするために、私が片付ける。先輩に心の中で誉めてたよって言われる。へへ。

5/9 仕事をやめようと思った

仕事辞めようと思ったり契約更新できなくなるまで続けようと思ったり気持ちがずっと揺れてる。いま31のキャラメルリボンを食べて、お風呂に入ってさっぱりして、ちょっとだけストレッチして、くまを寝かしつけてベッドに入って思ったことは「仕事をやめよう」だったので、「仕事をやめたいときの気持ち」のデータとして記録しておくことにする。こんなに「仕事をやめよう」に振り切れてることがはじめてのでよっぽど辞めたいらしい。だいたい4:6くらいで「がんばるか~」だったけど、今日は完全に9:1である。

 

課長の指摘がとても細かいのがつらい。完璧主義なので、いろいろ言われてしまう。私は雑でテキトーなので細かいことを言われてもむずかしい。だから、仕事をしていると強制的に常に自分のできないところと向き合い続けなければならない気がするのが、とてもつらいんだと思う。自分がだめな気持ちにしかならない。そして私がうまく「これはたぶんいらない」「これはほんとにいる」みたいな、分別ができない。私は線引きがめちゃくちゃ下手くそだ。人の話を聞き流すのも下手くそだ。いちいち全部受け止めてしまいがちである。(昔からの友達に常に仁王立ちしてるイメージって言われた気がする)だから課長の言葉にいちいち傷ついたり怒ったり嫌になったりするんだろう。線引きがうまくできたらな~~~私もなんやかんやでプライドが高いのかな~~~やだぜ~~~!!!!!しかも最近風当たりが強い。つらい。とはいえ、根っこの気持ちは「強制的に常に自分のできないところと向き合い続けなければならない気がするのが嫌」なわけであって、でも仕事してたらそんなもんなんじゃないのかなあと思って、踏み切れずにいるところもある。めっちゃくちゃ低レベルでもいいから、「今日の出来たこと」を少しずつ積み上げて、持ち上げていくイメージでいるほうがいいような気がする。「遅刻せずに来られた!!!えらい!!!」みたいな。他人の影響を受けすぎるところがあるから、自分だけの聖域みたいな、自分の選んだいいものしか入れないぞみたいな、そういう場所作りが必要な気がする。仕事を辞めることよりも、そういう場所作りのほうが今の自分には大切な気がする。

 

考えがまとまったのでパパに話すと「でも指摘はどこでもあるにしても、言い方とか注意のレベルもあるしなんとも」と言われてやべーやっぱ辞めるか!!!!と思った。もうしばらくのんびり考える。突然キレて辞めてるかもしれないし!

5/4 ムーンライト

今朝、こんなツイートを見た。

〈本当に知りたいことを教えられる人はいない〉ということや、でも〈ほんの短いキスが宇宙の謎も解き明かす〉んだよという、絶望的なようで、ものすごく可能性もある現実の未来のことを、私なりにことばにして残しておけたらいいなって。 <『You can’t catch me』ライナーノーツ>

 坂本真綾ちゃんのことばを集めたBotの呟きなのだけど、これは『You can’t catch me』というアルバムに収録されている「ムーンライト(または"きみが眠るための音楽")」の話だ。このアルバムは真綾ちゃんのアルバムの中で一番好きで、この曲もとっても大好きだ。(歌詞はググってみてほしい。良ければ聞いてみてほしい)

前の日記で「いつか動くかもしれない」ということが希望になるかもしれない、と書きながら思っていて、「TOKYO BLACK HOLE」は靖子ちゃんの考える希望だけど、この歌は真綾ちゃんの考える希望なんだな、と思った。希望の形もいろいろあるんだなあ、私の希望はどんな形にしようかなあ。

5/3 いつか動くかもしれない

昨日は両親が新居まで来てくれたのでお昼を食べたり買い物に出かけたりした。弟が進級できずに2度目の留年をした報告をされたのだけど、その話を通して両親と分かり合えないことが多いな、と実感した。両親はあんまり深く考えるタイプではないので、私の言ってることがよくわからないらしい。留年2回もするって結構やばいことだと思うんだけど(ほかにもいろんなことを起こしている)、両親にはそれが分からない。私は弟の報告をされる度に気分が落ち込む。夢見も悪くなる。ご飯を食べてるときに報告をだらだらとされたのだけど(経緯とか)、食べてるグラタンの味もわからなくなった。でも私がそんな風になることが分からないらしい。メンタル鋼やな。退学届を取りにいけ、と言ったけど弟は足がすくんで行けなかったというエピソードを聞いたあとだったから、こんな風に味が分からなくなった私のことも、足がすくんでしまう弟のことも、この人たちはわからないんだろうなと思った。弟よ、お前も大変だな。

 

両親には散々キレたけど、分かり合えないな、という気持ちだけが残ってるけど、父親には悪い話ばかり聞いてるから弟には悪いイメージしかなくて重くてつらいことはわかってもらえたし、母親には家を出た5年の間に考えが変わって成長した、家にいたら「いいよ」しか言わなかった私はもういない、ということはわかったらしい。もう少し丁寧に人の話を聞く力ができればいいのにな、と思う。両親と話したエピソードをあれこれ書いていたのだけど、とにかくむかつくことしかなかったので省略。(でも機会があれば誰か聞いてほしい)そんなエピソード並べても疲れるだけだから!(ほんとはだいぶ傷ついてるからうまく言葉にできないだけ)分かり合えないなら分かり合えないでオッケーだけど、(できるだけ)面と向かって否定はしない、はい生きていくために大事なこと~~~~。

 

弟のことと、両親と考えが合わないことは別問題のような繋がっているような、と思いながら、パパに今日の経緯を話した。パパはちゃんと話を聞いてくれるし、感情で否定しないのでありがたい。パパは「極論やけど、10年後に突然動くこともあるしな」と言った。いつかわからないけど、今は無理でも、いつかは動くかもしれない。根拠のない希望だけど、「いつか動くかもしれない」とか「いつか終わるかもしれない」ことは、頭の片隅に入れておくといいなあと思った。私は気が短いので、待つことも苦手だし早くしろよ!!!!!って思ってしまうタイプだから、もう少し待てればいいのかなあと思ったり、だけど気が短いことをうまく使える方法だってある気がする、と思いつつ。そういえば仕事の悩みも「動かないことを見守ることがいらいらする」だよなあ、なんて。10年後にちょろっと動いたらいっかあ、レベルで気持ちを持てるといいなあ。

 

「いつか終わる」は、大森靖子ちゃんの「TOKYO BLACK HOLE」の

 HELLO HATE

僕が死ねばいいと願った奴は

一人残らずいつか必ず死ぬだろう

忘れるさ

最初から希望とか歌っておけばよかったわ

 に似てる気がする!!と思ったけど「いつか」が同じなだけだったけど、でも「いつか」という希望はこんな感じなのかな、と思った。

4/30 保育園の「動きやすい服装」

クラス役員のくじ引きがあった。今年当たらなければ来年卒業に関するなんちゃらかんちゃらをやらないといけないらしく、もう当たったらそのときはそのときなんだけど、そろそろクラス役員当たっときたいなーと思って、立候補した。

立候補者は3人で、役員は2名なので、2/3で当たるし、当たるだろうと思っていたのに、外れた。まじかよ1/3のほうを引いたのかよ……くじ運がいいのか悪いのか……と思い、くじ引き会場を1分足らずで去る。(ちなみに去年も外れた)

 

ところが、廊下でくまの担任の先生に呼び止められた。お話があって、という先生に私はびびりまくった。なぜなら昨年度1月から3月にかけてこんな風に先生と話すことが多くて、なんかあるときに呼ばれるやつで、とにかく怖かった。でもそんなことも言ってられないので、話を聞いてみた。

「今日くまちゃん、トイレのときにキュロットを下ろしそこねたのか、ちょっと便器の中に入ったか入ってないか、みたいな感じになって、結果的には濡れてなかったし大丈夫だったんですけど、それをすごく気にしてて……。それで、汚れたりそんな風に気になったりするんだったら、それはおうちで来て、保育園では汚れてもいい服にしたらどうかな」という話をしたとのこと。(汚しちゃいけない服は着てこないでくださいというルールがある)

なので私は「えっそれは汚れてもいいようにしてる分なのでそれは大丈夫ですー」と答えた。というか今思えば汚れてもよくても大丈夫でも便器に衣類が入りかけたらだいたいの子は気にするのでは……そうでもないのかな………。

 

でも先生の言葉が続いたのでどうやら先生の伝えたいことはこういうことではないらしい、となんとなく察した。

簡単にまとめると「保育園には動きやすい服で来てほしい」ということだった。鉄棒で前回りしたり、跳び箱をしたりすることもあって、これからどんどん活発な動きが増えてくるから、ひらひらしたものだと引っかかったりしてしまうこともある、とのこと。

分かりました、と話を終えて、もう一つ別の話が始まったのだけど、その話が終わったあとに、この話にもう一度戻した。もやもやしたからだ。くまになんと説明をすればいいのかが分からなかった。

 

保育園の「動きやすい服装」問題は、去年度のクラスの時に先生と話をしたことがあった。くまが「スカートを履いていきたい」と言ったときに、「スカートやったら動きにくいかもしれんし、キュロットやったらどうかな?」と提案したうえで、担任の先生に確認をとったら、「くまちゃんと話をして、決めたことならそれで大丈夫です」みたいな回答をもらったので、キュロットで通っていた。

けど、今回「できたらズボンで来てほしいけど、キュロットはだめとは先生の口からは言えなくて「動きやすい服装」という言葉を使って伝えられている」ということが起きている。

仮に私がここで「先生がズボンで来てほしいって言ってたから、これからズボンでいこっかー」と言って、ズボンで通うようになっても、私とくまで話をして先生に確認をしてキュロットにしてたのに、「なんで今日からだめになったん?」になってしまう。ズボンでもいいよって、納得してもらったとしても、他の子がキュロットを履いてた場合「なんでくまだけだめなん?」と聞かれたら、私も説明ができないし困る。

だから何を言えばいいかわからなかった。いっそ「ズボンで来てください」っていう規定を作ってもらったほうが、私はくまに説明がしやすい。担

 

「キュロットはだめってことですか?」

「だめ、とはっきりとは言えないんですけど……どうしてもキュロットがいい!っていう子供の気持ちもあるし、服装にこだわる子どももいるから……」

 

えっもうもどかしい!!!ちゃんというてや!!!!!!という気持ちになった。ホントはズボンがいいけどキュロットでも目を瞑ってる問題、結構どこのクラスでも起きてるんじゃないかなあ。保育園側でちゃんとズボンにしてくださいって言ってくれたらいいのになあ、と思った。でも、くまもそうだけど、かわいい服に拘ってる子もいるから、そういう気持ちを捻じ曲げるわけにもいかないのかなあ。でもそんなに遠回しに言うくらいならズボンにしてくださいって言ったほうが誰も悩まないし困らないんじゃないかな……とは思った。

 

「私がここで、くまにズボンにしようねーってズボンを履かせて、でもほかの子がキュロット履いてたらなんで自分だけだめなん?って聞かれても、私も説明がむずかしくなるし、正直ズボンいや!って言われたときに、くまになんて言ったらいいんかわからないです」

「クラスのみんなで動きやすい服装ってどんな服かなとか、保護者会のときにまたお話しもしようとは思っています」

 

(文章から伝わるかはわからないけれど)先生は子どもにも親にも保育園のルールにも気を遣いながら話していて、なんだかがんじがらめだし、ほんとに神経を使うお仕事だなあ……お疲れ様だなあ……と思った。はっきり先生も言えないのつらいよね……たぶんね……。とにかく帰ってくまに話してみるか、と思いながら帰宅した。これはくじ引き会場を出たすぐ外の廊下でやりとりをしていたので、話が全部会場にいた同じクラスの他のお母さんに聞こえていたかもしれない。結構いろんなことを言ったので、はっきり言うなーとかいろいろ言われてたらちょっと恥ずかしい。

 

パパに話をしたら「逆に曖昧な言葉しか使ってないんだったらひらひらしてないキュロットでくぐりぬけるとかもありやと思うで。だってはっきりしたこと向こうが言ってないから、こっちの解釈で好きに捻じ曲げられるで」と言われた。けど、保育園の先生だし、一旦距離ができるとずっと開いてしまうし、丁寧な言葉でやり取りできる間はそうしていたかったので、この案は却下した。

インターネットで「保育園 キュロット」で調べると、だめです、とはっきりルールに書いている保育園のほうが多い印象だった。だめならだめってはっきり言ってくれたほうがいいよねえ。公立だしそんなこと言えないのかなあ。でも曖昧なほうが親も子供も混乱するしどうかと思うよ。

 

どうしたもんかなあ、先生のズボンにしてほしいという気持ちも、くまのキュロットを履きたいの気持ちもどっちもわかるけど、どうやって伝えたらいいんだろう、ていうか人としてのなにかを試されている気がする……。

 

けど、回答は割とあっさりとやってきた。

その日の夜、くまが外で転んだ。キュロットを履いていて、膝をすりむいてしまった。痛いからお風呂には片足しか入れずに入っていた。もしズボンを履いていたら膝が守られてるわけだから、痛いのは少なかったかもしれない。

次の日、パパが公園に連れていくときに「お外で遊ぶしスカートじゃなくてズボンにしとこっかー」とさらっと着替えさせていた。そっか、外で遊ぶときはズボンに履き替える流れを家で作ればいいのか、となんとなく思った。(もともと公園に行くときはスカートは履かないようにしてたけど)私がひとりで考えて伝えるよりも、私が見てるくまの生活からくまに伝えていけばいいのか、と思った。

 

だから月曜日、もしキュロットを履きたいといわれたら「ズボンだったらこけたときに膝を守ってくれるし、お外で遊ぶときはできるだけズボン履いてるから、ズボン履いていこう」と言ってみようと思う。それから、丁寧に話をしてくれた先生に、私も考えたことをちゃんと連絡帳に書こうと思う。そのあとは、先生がクラスのみんなに話をしてくれるはずだから、先生とおともだちとみんなで、くまが考えてくれればいいと思う。