7/29 だいすけお兄さんの世界迷作劇場2017@舞鶴

だいすけお兄さんとは(書くまでもないかもしれないけど!)、おかあさんといっしょの元うたのお兄さんだ。今年の3月に卒業して、4月からも活動をしてくれている。(ちなみに去年の3月に卒業したたくみお姉さんは姿を見せないままだ)(たくみお姉さん大好きだからいつかまた戻ってきてほしい)いつかだいすけお兄さんのソロコンサート行けたらいいな、なんて思っていたらすぐ関西に来てくれることになったので、舞鶴公演のチケットを取って、家族3人で行くことにした。

 

会場の入り口にだいすけお兄さんの絵のパネルが置かれていて、まずはそこで写真をぱちり。だいすけお兄さんかわいい!!!!中に入ると曲順リストが書かれた紙を渡される。そうだ、おかあさんといっしょスペシャルコンサートも曲順書いたうちわもらえたっけ……!と、おかあさんといっしょ関係は久々の現場なんだなと気づく。

グッズのガチャガチャを回す。1番欲しかったのはだいすけお兄さんとの写真撮影権だけど、とてもかわいいキーホルダーが出てきた。かわいい。お守りにするわ。

会場はエレクトーンの発表会で使うようなホールの匂いがして、なんとなく懐かしかった。座った席は、一階の真ん中くらいの列の1番端っこだった。大阪城ホールでしかお兄さんを見たことがなかったので、それに比べれば十分近かった。

2部構成になっていて、1部はピーターパンをやるようで、2部でおかあさんといっしょの歌をメインに歌うらしい。エッにじのむこうにやらないの……!(スッキリ!とかで歌ってたから)とショックを受けたり、ぼよよん行進曲はやるんだなーとか、はっ、パフは歌ってくれる!!パフ好きだから泣いちゃう!!!!ゆったりした歌、だいすけお兄さんが歌ったら絶対泣く!!!とそわそわしながら開演を待った。

 

全部で1時間ほどの公演だった。あっという間に終わってしまって、くまももっと見たかったーー!!と言っていて、わたしもあと200回くらい見たかったのでふたりで400枚チケットを取ろうねと話した。パパは一枚でいいと言っていた。

月並みな感想だけれど、だいすけお兄さんはやっぱり歌がうまかった。

 

1番嬉しかったのは、一番聞きたかったパフのときに、なんと目の前までだいすけお兄さんが来て、歌い始めたことだった。私は眼鏡を忘れてしまったので、舞台にいるだいすけお兄さんの表情がなんとなくしか分からなかった。(なんで忘れたの……)そのだいすけお兄さんが目の前にいる!!私は通路を挟んだ2列目にいて、私の前の座席は空いていたので、実質そのときだけ一列目でだいすけお兄さんを見た。好きな歌だし目の前にいるし目と耳どっちを集中させればいいのかわからなくて混乱した。好きな曲の時だけ一瞬だけでも目の前にいるってそんなことあるの………奇跡だ…………。(パパは運転で疲れて眠ってしまって起きたら目の前にだいすけお兄さんがいたらしい)(そんな素敵な目覚めあるの………!!!)(ていうか寝ないで!)

 

それから、曲順リストにはなかったアンコールで、8月にリリースされる「さよならだよ、ミスター」を歌ってくれた。サプライズ感もあって嬉しかったし、その歌がめちゃくちゃよかった。歌う前に、親と子の絆の歌で、いつか離れていく子どもに親としてかけてあげたい言葉、みたいなのがテーマになってるという話もしてくれていた。歌詞はうろ覚えなんだけど、悲しいことがあっても楽しいことでくるんじゃおうとか、幸せになるために生まれてきたとか、私もくまにそうやって言ってあげたいなと思う言葉だったし、だいすけお兄さんの歌うことは嘘偽りないって信じてるから、自然と涙が出てきた。とてもいい歌だった。たくさん泣きたかったけど、パパもくまも居たのでちょっと恥ずかしくて泣かなかった。泣くのを堪えながらだいすけお兄さんを見つつ、集中力の切れた子供達がホール内を走り回っていて、なかなかシュールだった。自由でいいなと思った。

 

親から子どもに対してかけてあげたい言葉の歌だったけれど、私は自分のことを考えていた。子どもに対して「幸せになるために生まれてきた」ともちろん絶対に言いたいけれど、自分自身にもそうやって声をかけてあげたいと思った。あっ私も幸せでいいんだって。幸せになるために、どうしたらいいかを考えたい。子供のための歌のような、親のための歌のような歌だった。

 

だいすけお兄さんは全身で最初から最後までだいすけお兄さんだった。ブログやテレビでもそのままのだいすけお兄さんでいてくれているところが、私はとても好きだ。だいすけお兄さんの歌や、お兄さんや他の出演者の方たちが全身を大きく使ってのびのびとダンスをしたりしているのを見ていると、いろいろくっついて固まってしまった気持ちがゆっくり解かれていって、とてもシンプルなものになった気がした。いい時間だったなあ。また歌を生で聴ける機会があればぜひ行きたいし、たくさんテレビに出るようになって消費されてしまわないかが心配なのだけど、いつまでもだいすけお兄さんのままで居てほしい。芸能人ではなく、近所のお兄さんのままがいいな。

 

あとは箇条書きメモ

・知ってる歌が多いと振りも知ってて一緒にできるのがたのしい〜〜!(おとうさんといっしょのコンサートのときもそうだったな)会場のお客さんたちが楽しそうにしてるのを見えたりするんだけど、それもわくわくしちゃう!

・どの歌か忘れたけど、大人になったら夢に一歩近づく〜みたいな内容の歌があって、大人にになったからこうやって好きなひとのコンサートに足を運べるんだね!!??大人すばらしいね!!??っておもった

・子ども向けだからって侮ってはいけない。だいすけお兄さんは歌がめちゃくちゃ上手い

くまにっき①7/24〜7/30

7/24

くま宛にパパの実家から荷物が届いた。宛名にくまの名前が書かれてる荷物は滅多に来ないので、めちゃくちゃ喜んでいた。3ヶ月遅れの誕生日プレゼントと服とお菓子とティッシュと手紙が入っていた。プレゼントはねこのおもちゃだった。音に反応して動くもので、くまがねこと暮らしたいと言っていたことを義母が覚えていてくれたことが嬉しかった。くまはしろねこはーとちゃんという名前をつけていた。

晩ごはんは残り物のカレーとごはんにチーズをのせてチーズドリアに。するとめちゃくちゃハマって、おかわりをしていた。たくさん食べたので吐かないか心配になった。

寝る前に、ずっと伸ばしていた髪を切りたいと言う。とうとう暑さに耐えられなくなったらしい。切る?と聞いたらうん、長さそのままにして髪少なくする?と聞いてもうん。うーん、あまり伝わってないのかも。でも切った方がたぶん涼しい。くまの髪は肩よりももう少し長い。私はずっと短いのでそんなに伸ばしたことがない。

 

7/25

おやつがあまり進まなかったけれど、がんばって食べていました、と先生が教えてくれた。何食べたのと聞くと、しおあじのあられだと言っていて、給食のメニューを見るとひじきあられと書かれていた。ひじきあられ。うーん、食べられるのが何よりだけど、食べられなくてもいいと思う。私もたぶん好き好んでは食べない。

お風呂の中で将来の夢について聞かれた。マクドナルドやさんになってポテトを食べまくりたいとかいうふざけた答えを言った。するとくまは「けーきやさんになってみんなをよろこばせたい!」と言っていた。キラキラプリキュアアラモードの影響かもしれないけれど、真っ直ぐな答えで申し訳なくなった。まくどなるとやさんになるって、つくるひとになるの?うるひとになるの?と聞かれたので、別々に人が必要なことを知ってるんだなあと感心した。

くまが昨日おじいちゃんおばあちゃんから手紙をもらったので、返事を書くことにしていた。文章はほぼ完璧に書けてたけど、文字を書く順番がなかなか難しいみたいで、ちがうよと言うとできないの!!!!とキレていた。まあそうだよね。文章上手に書けるだけでも花まるだけど、たぶん読めないからおばあちゃんから電話がかかってくるよ。くまが書いていた、おげんきですか、こっちもおげんきですなんて表現どこで覚えてきたんだろう。

 

7/26

2日ほど前から保育園にあるピアニカを持って帰りたいと言っていた。でも担任の先生に聞いてからじゃないとわからないから、と夕方の先生が言うので一昨日も昨日も持って帰らなかった。今日くまは先生に聞いたよと言った。今度使うときになかったら嫌だと思うし、くまちゃんの家にはエレクトーンがあるから、それで練習するといいよ、と言われたと教えてくれた。くまがこういったらせんせいがこういって、くまがこういったらせんせいがこういった、と会話形式で説明をしてくれたので、恐らく間違ってはいないはず。ピアニカは結局持って帰らなかったけど、くまはちゃんと納得できていたみたいなのでよかった。

新しいランチョンマットを持たせたら、油性ペンで名前を自分で書いていた。えらいなあと思っていたら床で名前を書いていて、ランチョンマットが薄くて、油性ペンが床に滲んでいた。ガーン。 

 

7/27

保育園に送るとき、たんぽぽを摘んでいた。これほいくえんにもってくからいそいで!!とくまは言った。さっきまでゆっくりテレビ見てたじゃん!!!保育園に着いて、先生とのやり取りを見ていた。先生はたんぽぽを、濡れたティッシュで根っこのところをくるんで持って帰るといいから、先生やっとくね、とくまに話していた。どうやら昨日もたんぽぽを持っていって、同じようにしてもらっていたらしい。少しでも黄色い時間が長くなるように、とのことだった。くまは朝たんぽぽを摘むまですっかりこのことを忘れていたみたいで、私には昨日何も言ってなかったので知らなかった。

くまが先生にたんぽぽを渡して、先生もありがとうで終わらせるんじゃなくて、くまの気持ちも受け止めた上でこうしたらいいよって教えてくれるところが、とても優しくて素敵な先生だと思った。

帰るときたんぽぽのことをくまは忘れていたようで先生がどうしたかわからないと言っていたけれど、それはそれでいいと思う。またあしたもたんぽぽもっていく!!とくまは言っていて、たんぽぽだと萎れちゃうし、なくなっちゃうから、お手紙とかにしたら?と言ったらぜったいおはな!!!と花に拘っていたのでもう任せることにした。

えいごであそぼで見た工作がしたいといろいろ作っていて、私は工作が好きじゃないのでやりたくなかったけど、くまはストローはどこ?とかいとはどこ?とか自分でどんどん進めていく。私は材料だけ渡して、家事をしながら作っている様子を見ていた。寝る前に片付けようと言ったけど、ひとりでかたづけられない!とくまは怒った。結局くまが最後まで1人で片付けたけれど、手伝ってと言われたのに私は何もしなかったのでずっと怒っていた。ちょっとくらい手伝えばよかったのかなとも思うし、でもひとりで片付けられない量のものは出さないで欲しいし、いろいろむずかしい。

 

7/28

くまは毎朝ニトリのCMを見て、これが欲しい!!と言っている。かわいいピンクのランドセルに、淡い紫色のベッド。かわいいお部屋のレイアウトになっていて憧れているらしい。

残業になってしまって、お迎えはパパに頼んだ。帰るねとパパにラインをするとくまからラインが返ってきた。「くまもうおうちいるんですけど」「かえるのおそくなってごめんね」「いいよ。くまおそとでごはんたべたい」「えっ」

くまのリクエストで大阪王将でご飯を食べた。美味しかった。 

 

7/29

家族で舞鶴へ。くまの今日の発言の1/3くらいはおなかすいたとか何食べるのとか食べ物のことばかりだった。SAでコロッケを食べ、サマーフェスタで焼きそばを食べみかんジュースを飲み、帰りのSAでかき氷を食べていた。いつかき氷食べられるのとかそんなことばかり言っていて、誰に似たんだか〜まったく〜!!と思っていた。たぶん私だな。

だいすけお兄さんのコンサートは集中して見られるかな、飽きたりしないかな、ていうか私の趣味だもんな………連れ回してごめんな………の気持ちだったけど、あっというまだったー!またみたい!と言ってくれてほっとした。

自宅周辺に戻ってきてから、くまのリクエストで打ち上げ花火を見た。花火大会があることを昨日保育園でお友達と話したらしい。ひとつひとつ花火が上がるたびに、わあとかおお、とか声をあげていた。花火がとても好きらしい。

 

7/30

くまがパパが作ってる食玩のプラモの新しいやつが欲しいとパパに話していて、パパは気が向いたらまた買うねと言った後にスーパーに出かけたけど、買ってこなかったので大泣きしていた。くまはパパとパパのプラモを作るのがとても好きだ。

パパが出かけてる間、くまのおもちゃ箱のおもちゃを全部ゴミ袋に詰めて、「1ヶ月の間に使ったおもちゃはおもちゃ箱へ、使わなかったはそれは捨てるかあげるかしよう」という話をしたところだった。おもちゃ箱をひっくり返したはいいものの、多すぎてくまがひとりで片付けられないと言ったからだ。ひとりで片付けられる分量にしたかったのと、あまりおもちゃ箱のおもちゃで遊ぶことも少なくなってきたので、とにかく整理をしたかった。なので、買ってこなくてよかったし、くまにはひとつひとつのおもちゃを大切にして欲しいという話をした。それでもずっとぐずぐず泣いていて、「もうはみがきしたから!!!ばんごはんたべへんからな!!!」(まだ15時)とキレていた。

そのあと出かけた途中のコンビニでカフェオレを買ったらくまも飲みたがったので少しあげた。するとおいしい!!!とゴクゴク飲んでいた。コンビニのカフェオレ、私だって飲むようになったの最近なのに、くまはもう飲めるの……大人の舌だな………と思った。

ダイソーで保育園の同じクラスの子に会った。その子はずっとお母さんと一緒に店内を回っていて、落ち着いているなあとパパとふたりで感心した。くまはすぐどこかへ行ってしまうので(だいたいおもちゃ売り場か毛糸売り場にいる)(毛糸で編み物をしたいらしい)、私も適当にさくっと買い物をした。

××××

外でひたすらご飯を食べて、出かけてだいすけお兄さんの歌も聞いたからか、お風呂に入ってようやく昨日のことで泣けた。心がほぐれたんだねきっと。よかったね。最近その場で泣くのを我慢できるようになった。けれど、泣くタイミングを逃して深い深いところに沈めてしまって、泣こうとした時に泣けなくなる。すこしだけ泣いて、やっと終わって始まる気がする。

 

きのう、私が居ない間に上司に机を漁られた。上司は書類がない!となればゴミ箱も漁るようなひとなので、机の上くらいなら漁られても特に気にならなくなった。ファイリングしておいてと頼んだ書類を私がずっとほったらかしだったので(他のことでバタバタしていて後回しにしていた)、それを別の人に頼んでいたらしい。問題はその後で、私がこれからやる仕事をファイルして置いていたものに対しても、これとこれは分けて机の上に置いておいてうんたらかんたらと長い話が始まってしまった。作った書類に対して指摘されるなら分かるけど、順番とか置き方まで言う……??ていうか上司弊社で一番机汚いのにえっ………と自分を棚に上げた発言で、心が折れてしまった。たぶん探していた書類が見つからなくていらいらしただけだと思う。悲しくて悔しくて半泣きだったけど(なぜそんなことを言われなければならないのか)(確かに私の机はそんなに綺麗ではないけれど)、堪えて昼休みを迎えた。昼休みはひたすらせいこちゃんの音楽をシャッフルで聞き続けた。元気になりそうなツイートをスクショしまくってて、それも眺めて、少し元気になって、仕事に戻った。

別の部署にお願い事をしに行ったら、それは二重に手間がかかっておかしいんじゃないのかという指摘を受けた。確かにそうだったので、私は完全に教えてくださってありがとう!の気持ちだった。けれど私が上司に伝えたところで、えっでもだって、の反論にしかならないので、たぶんここで指摘してくださったことは死んでしまう。直接上司にお伝えいただけないでしょうかとお願いすると、あなたに言ってても仕方ないね、おつかいだもんね、顔が死んでるよ〜たいへんだね〜などと優しい言葉をかけてもらえて、また泣きそうになった。やっぱりうちの上司は大変なんだと改めて思った。

どうしても作業が終わらなくて残業をした。上司がいないところで先輩に今日の一件を話すと、「私も他部署の人とご飯食べた時によくあんなところ(うちのこと)に居られるね」って言われたよ、と話していた。他部署から見ても、うちは厄介な部署らしい。頑張ってるねって他部署の人に声かけられてぽろってふたりして(先輩ともう1人の先輩)泣いちゃった、という話しも聞いた。気持ちはめちゃくちゃわかるし、がんばってるねって言われて泣いちゃうって私たち自尊心めちゃくちゃズタズタにされているのでは。おかしいでしょう、そんな権利誰にもないよ。

 

私が仕事を辞めようと思ったのは、連休明けから早々に字が汚いと言われたからだ。数字が読みづらいと。じゃあほかの人雇えば??もしくは自分で書けば??という気持ちにしかならなかったので、辞めることにした。確かに読みづらいこともあるので、気をつけて、きちんと分かりやすく書くことにした。事務職で字が綺麗なのはとてもいいことだから。でも、字は自分がずっと付き合ってきたものだし、それを否定されてしまうと、頑張れなくなった。ずっと積もり積もったものがあって、たぶんそれが爆発してしまったんだと思う。

 

職場にいるとエネルギーを持っていかれる。できないことばかりを指摘されて疲弊して、直しても新しいできていないことを指摘されて終わりが遠のいて(本当に必要なのか?と思う)、周りがボロボロになっていくのを見て、お互いしんどいねどうしようもないよねって言い合う毎日に疲れてしまった。

 

忙しい時にミスばかりして、字も綺麗に書けないし、机も整理できないし、私は事務職に向いてないと思いました。自信もなくしてしまったので、続けられません。と言うつもりでいる。向いてなくても次も事務職の予定だけど!ここでやっていく自信と気力がない。

 

事務職もすごく難しいなあと思っていて、ミスをしてしまうこともあるけれど、できるだけ複数でチェックして、ミスがあったとしても誰かが見つけて、お互い気をつけようねーでひとつひとつ完成させればいいのではないかな。ひとりひとりのミスをつつき合ってたらそれは死ぬので(誰が悪いとかそういうの)、そういうことはしないほうがいいと思う。

 

ということを泣きながら考えた。辛いけどいつかの自分へのヒントになるように、書き残しておく。

 

×××

なんで、って深く考えても何も分からないということが分かった。いろいろ気にせず、考えない方がいい気がする。ひとつひとつ斃して、がんばってるねって見てくれるひとのことをたくさん考えたい。あのひとには分からなくてもいいよ。愚痴をこぼすことで、何も変えられなくても、分かってくれる人もいることを再確認して、少しだけ生き延びる力をもらうのかもしれない。たぶんいろんな人に話をしながら、戦い方をずっと探してるんだろうな。どうやって戦うといいんだろうねえ。できたら勝ちたい。

××

この日の夜は超高速参勤交代を見て、pixivでブックマークしていた快青ちゃんを読んだり新たな殺りんちゃんを見つけたりしてだらだら過ごせてサイコーだったのでわたしの勝ち!

***

なぜうちの上司はどんなに忙しくても仕事を増やせるのだろう。私と先輩たちの間でもやもやが広がる。本当に必要なのか、これは。なぜうちの上司は、欠勤の連絡をメールでしかしてこない人に対しての注意ができないのだろう。おかしいと思ってるのに、そんなの言えない、とどうして誤魔化すんだろう。上司が言わなきゃ誰が言うんだよ。先輩たちもそこまでの体力はない。だったら私がチクって本人に言えばいいのか。そしたら先輩たちに止められた。なんで欠勤の連絡はメールなんですか、普通電話じゃないんですか、って聞くだけじゃん。

先輩たちが病院に行きたいから平日に半休を取ろうとしていた。上司はなんでか知らんけど休みが欲しいらしい、と先輩たちのいないところで言っていた。突然3ヶ月続けて(もうすぐ4ヶ月になる)残業60時間以上させてることがどんなに負担か分かっていないところがめちゃくちゃ怖かった。先輩たちは謎の頭痛に謎の蕁麻疹にどう考えても体調が悪そうだ。私も職場では最近喉に痰が絡んで声が出づらい。

 

ひとつひとつのことが全部なんで、だし、ひとつひとつのことが全部決まらないままもやもや残っていくのが本当につらい。この膨大で無駄に思える作業をしないといけない理由もわからないし、先輩たちも私も諦めているような、諦めてはいるけれど愚痴になってだらだらと溢れてしまう。私の中にも先輩たちも嫌なら言えばいいじゃんの気持ちと、言えないよねの気持ちが戦っている。できれば先輩たちの味方のままでいたいけど少しずつ難しくなりつつあるときもある。もうそんな状況に疲れてしまった。先輩たちとお昼休み顔を合わせても溜息しか出ないのも、昨日も12時帰りだったよと苦笑いする先輩を見るのも、明らかにおかしいことは曖昧にしてどうでもいいことばかりを細々言ってきて、この状況を許してしまってる上司がわたしは許せない。そんなこと言うよりもっとやることあるじゃん。

 

3月末までは我慢する。お給料は我慢料だと思うことにする。1日6時間、淡々とこなしていくことにする。愚痴をいうことすら疲れてしまった。私の1日は前半の仕事のためにあるんじゃない、後半の家族や生活のためにあるんだから。あいらぶゆーを重ねて生きていくんだ。こんなクソみたいなことに侵食されて1日を終えたくない。

7/23 プールへ行く

元同じアパートで、くまより一つ下の女の子がいるMちゃんママとMちゃんとくまでプールへ行った。今回行ったのは太陽が丘ファミリープールというところで、子育てサポートのアプリを提示すると、子供1人につき同伴の親は入場料がタダになるので、くまと私で100円しかかからない、とMちゃんママに教えてもらった。ホームページを見ると、そこそこ大きくて何種類かのプールや滑り台やスライダーもあるのでどう考えても破格である。100円でそこそこいい感じのプール入れたらもう他のところのプール行けない…………!

 

Mちゃんはめちゃくちゃ気が強い。目が大きくてくりくりしていて、睫毛が長くて、かわいい顔してるのに、言うことはキツい。車の中で運転してくれるMちゃんママと私が話していると、「おかあさんうるさいからしゃべらんといてよ!」「おかあさんそれひみつっていってたのになんでいうの?つぎいったらゆるさへんからな!」と次々にMちゃんから言葉が飛んできた。Mちゃんママは「みんなでなかよくできへんの?」と言い、またMちゃんも反論するのだけど、それを聞いていたくまはどうしたらいいかわからなくて顔がひきつっていた。くまのクラスにはたぶんこんなに強い女の子はいない。Mちゃんのクラスは女の子がみんな強いらしくて、こんな風に戦ってなきゃやっていけないのか………殺伐としている…………。というかMちゃんこんな言い回しどこで覚えてくるのという感じだったので、気の強いことを言うたびに私は爆笑してしまった。Mちゃんの前世は恐らく武士だ。もしくは気が張ってないとやっていけない生活をずっと続けてきて未だにその癖が残っているのかもしれない。

途中からはくまとMちゃんは対向車線で続けて走っているバイクを見ておじさんばっかり!!!と笑っていたり、バイク乗っているひとは全員おじさんなのかをいちいち確かめていた。

 

プールには早めに着いたつもりだったのだけど、それでも混雑していた。ほぼ家族連れだった。そりゃそうだ。ポップアップテントがそこらじゅうに立てられまくっていた。

くまとMちゃんは喧嘩しながらも仲良くプールに入っていた。Mちゃんに邪魔って言われた!(Mちゃんがいきたい方向にくまがいただけ)とわーわーくまが泣いたり、くまちゃんに蹴られて痛かった!(たぶん足が当たった)とMちゃんが泣いたり、すぐモメるけど30秒くらいしたらもう忘れてる。このさっぱり感が私にも欲しい。引きずらずその場で終えてしまう感覚!気づかない間に蹴ったり知らない子に蹴られたり急に鼻に水が入ったりもよくあることだしプールなんてそんなもんだよねえ、とMちゃんママと話していた。くまもMちゃんもすこしずつ強くなっていってる!はず!

 

だんだん雲行きが怪しくなってきて太陽も隠れてしまって寒いし、こんな日だったら逆に公園で遊べるしプール向いてない日だよね……ホットコーヒー飲みたい帰りたい…………と親たちは思うけれど子供達は全く帰る様子もなく。プールで温泉のように浸かりながらふたりの様子を見つつMちゃんママと話していた。Mちゃんママとは3年以上付き合いがあって、最近やっと私が自然にタメ口で喋れるようになった。関係を育んでる感じがあっていい。

 

帰りたくないと怒るふたりをなんとか宥めて、14時くらいにはプールから帰ることにした。入場して気づけば4時間経っていた。私はクタクタなのにMちゃんママはめちゃくちゃ元気だった。わたしは今すぐ甘いものを食べて帰って眠りたかった。Mちゃんママは私より一回り上なのに、明らかに私の方が体力がなかった。体力作りするわ、と言ったらおばちゃんやん、と言われた。私はおばちゃんだったらしい。おばちゃんになるならあっけらかんとしたおばちゃんになりたい。Mちゃんママのような体力が欲しい。

 

プールを出た後は公園に行った。(公園行こうよ!というリクエストがあった)(この場にいた大人が私とパパなら絶対行かなかった)(いいよと即決してくれたMちゃんママはやっぱりすごい)ロープでできた大きなジャングルジムみたいな遊具しかない公園だった。私は高いところが苦手なので登れなかったけど、くまもMちゃんも果敢に挑戦していた。帰りのご飯のことが気になっていたので、どうにか17時までには帰れるように宥めて、公園を出ることに成功した。帰りの車の中ではくまとMちゃんでダジャレになっていないダジャレを言い合ったり、将来の夢の話をしたり、ずっと楽しそうに笑っていた。ふたりとも楽しいみたいで何よりだった。

くまには兄弟もいないから、休みの日に年の近い子と遊ぶこともなかなかないんだけど、こうやって付き合いやすい友達ができたんだし、これからも長く付き合えればなと思う。今度はご飯を食べにいく約束をふたりでしていた。

×

来年の3月末で仕事を辞めることにした。△というタイトルのブログを書いた次の日、お腹が痛くて最寄り駅のマクドのお手洗いに駆け込んだ。お手洗いから出たあと、3月末で辞めようと決めていた。迷うことなく、すっと決まった感覚が不思議だった。

いまの同業種の派遣の求人を見つけた。私より時給400円高かった。私、いま働いてる時給よりももう少しだけいいところで働けるんじゃないだろうか、と思った。単純かもしれないけれど、どこからそんな自信が来るんだろうという話なんだけれど、そう思ってしまった。来年度から社会保険の関係で、今より働く日数を1日増やさなければならない。時間も増やしたいけれど、通勤が1時間かかるので、家のこととの両立はしんどいかもしれない。だったら近いところでもう少し時給の高いところで働けばいいじゃん!と思った。時給が高くなくても、同じくらいで、近いところで働けばもう少しお金がもらえるのでは!今まで何度も同じことを考えたけど、今の職場はパートでも有給が使えるとか、くまが熱を出しても休みやすいとか、そういう理由があって踏み切れなかった。けど、つまらん夜はもうやめた、だ。悪口言ってやり過ごすのも飽きちゃったし、契約が本当に切れてしまうあと2年半、無駄なことと思いながらコピーをしまくり捨てまくりの環境破壊を続けたり、分かってても諦めて誰も何も言わないままやり過ごしたりするのはもう嫌だ。気分は最高に清々しかったし、身体が軽かった。終わりが見えなかったのがつらかったんだな。先輩にだけこっそり話した。頑張ったねと言ってくれた。ここで頑張っていく理由がないよね、と言い合った。仕事は増えていく一方だし、効率はただただ悪くなっていくし、頑張る理由がまじで見つからない。先輩も今年度で契約が終わってしまうし、一緒に辞めよう!せんぱい!