なんかもうまじで無理だなとおもった時に、大森靖子ちゃんの「クソカワPARTY」に収録されている「きもいかわ」を思い出して、この動画を見つけた。

 

大森靖子『きもいかわ』(「クソカワPARTY」TOUR FINAL 2018.12.9 昭和女子大学・人見記念講堂) - YouTube


歌詞も声もなにもかもが美しくてじーんとして、いつかホールで靖子ちゃんのコンサートが関西であればいいなあと思っていたらまさかのストリングス編成(大好きすぎるやつ)のコンサートが発表されたのでぜったいぜったいチケットが欲しいんだけど、この「きもいかわ」の

悪口を受け入れた瞬間それがぼくになる

誰かのつくったぼくで生きるのはもう飽きた

が、受け入れることも受け入れないことも自分で選ぶ権利があるんだなっていうのが、めちゃくちゃ当たり前のことなんだけどわたしにはちっともその感覚がなかったなとおもって、なんて丁寧な歌詞なんだろうって。逆に言えば褒められたことは自分で確信が持てなかったらそんなことないよって跳ね除けちゃえるのなんでなんだろう。と思ったので、最近褒められたことやすごいって言われたことやこれは得意なことなのでは?と思うことはメモにして書き残すようにしている。絶対音感とか編曲ができるとか。エレクトーン絡みのことについてはあまりにも生活に馴染みすぎててできてて当たり前だから得意とかそういう目線で見たことがなかったんだけど、他の人からすれば得意なんだなということにふと気づいたのでそういうことを書き残すようにしている。得意なことは難しいことを簡単にやってのけることではなくて当たり前にその人の中に馴染んでいることを指すんだなと知った。


この夏は坂本真綾ちゃんの「宇宙の記憶」と横山だいすけさんの「歌袋」をエンドレスする日々だった。「宇宙の記憶」は私がずっとずっとずっと好きな椎名林檎さんとのコラボでジャズだし最高すぎてずっと聞いてた。

愛しては怨んだりまた病んでは癒えたり

あなたは生きている

という言葉にめちゃくちゃ励まされた。2曲目に収録されている「序曲」

私が待ちわびていたはじまり

だし、3曲目はthe band apartさんの「明日を知らない」のカバーで、30枚目のシングルなのにここからがスタートくらいの気持ちを感じて、パワーのある1枚だった。真綾ちゃん、ずっとついていくわ。だいすけしははじめてのメジャーフルアルバムで記念すべき1枚なんだけど、「笑って」「Sunshine」「Hands」が好きすぎるのでアルバムの曲を歌ってくれるコンサートツアーを熱烈に希望している。きっと生で聴いたら号泣だ。だいすけしの音楽はわたしをいつもシンプルにしてくれる。


仕事のことで悩む日々で、改善を願って「嫌われる勇気」を読んだ。仕事は他者貢献だと書いていてなるほど……と思った。周りを敵だと思うとしんどいとか、役に立つという気持ちが自己肯定感を高めるなどと書いていた。誰かの役に立つという気持ちはかなり重度なんだなあ。続いて「アンガーマネジメント超入門怒りが消える心のトレーニング」を読んだ。怒りについての本は水島広子さんの本を一冊持っているのだけど、また別の切り口で、これはこれで持っていたほうが良さそうだった。私は割と思い出して怒っていることが多いので、意識を今に向けるトレーニングが必要らしい。感情日記をつけるといいということも書いていたのでここしばらくつけているけど、怒ってるマークを場所別に表示すると9割は職場だった。仕事ってやっぱり大変。でも本の力を借りても結局積み重なるものを小さくする効果でしかないので、積み重なりまくったものは誰かに話すことでしか解消されないなと思った。あと仕事関係の本は元々好きな劇団雌猫さんの「本業はオタクです」も読んだ。仕事は60パーセントくらいでいいという言葉がすごく印象に残ってて大切にしたいことなんだけど、60パーセントくらいってどれくらいってことなんだろう、という答えは出ていない。なにを諦めたら60パーセントになるんだろうか。劇団雌猫さんの本は同人誌も買っていて、「平成」と「卒業」を読んだ。「平成」のほうが特に自分が入り込んでしまうようなエピソードが多くてとてもよかった。

MNPしたらクオカードをたくさんいただいたので本を買いまくっている。目についた本を買ってやる〜!と意気込んで手に取ったのは「平安ガールフレンズ」というエッセイで、一生自分は国文学科の人間だなと思ってしまった。とても誇りに思っている。それから短編集の「行きたくない」を読んだ。表紙を見た瞬間くまがママのことやん!って言ってて笑った。大塚みちこさんの「泣きながらがんばるあなたへ」も読んだ。スマホで見るよりイラストが俄然綺麗でよかった。柔らかいカラーイラストがとっても好き。


金曜ロードショーをくまが見ているとひとりだとなかなか見ない映画を見ることができるのでとっても楽しい。「千と千尋の神隠し」「天空の城ラピュタ」、ストーリー知ってるし全部分かってるのに何回でも見ちゃうなあ。「名探偵コナン天空の難破船」もおもしろかった。コナンもいつ見てもおもしろい。「シュガーラッシュオンライン」をついに借りてきて見た。インターネットの世界が具現化されているところがすごく今っぽくてよかった。「羊と鋼の森」、原作が好きでやっと映画を見れたけど、とても音楽と景色とセリフが美しい映画だった。原作もまた読み返したいなあ。